犯罪と孤立
福岡市の事件に関しては、誰もが「やっぱり」と頷いた。
「やっぱり」と言うのはもちろん、
「やっぱり母親が犯人だったか」
というものであるが、実はもう一つの「やっぱり」があって、これも予想していた人は多いとは思うが・・・というかここでわざわざ書くという時点で読めるとは思うが、
「やっぱり障害児だったか」
という「やっぱり」である。
「将来を悲観して」という供述に、「またか・・・」とゲンナリする。
今回の事件は更に特殊で、母親が手足にちょっと障害があったようである。
障害を持った母と子。どれだけ孤立 感を抱えていたかは想像に難くない。
「弱い人間が図らずも犯罪に手を染めてしまう」と以前書いたが、人間は孤立すると本当に弱い。
ただでさえ社会的にハンデを持っているうえに孤立してしまっては、まっすぐ生きろというほうが難しい。
孤立させてはいけない。
孤立させない。
それが今、「福祉」がやるべき一番の仕事なのだろう。
・・・入所施設で働く我々には何ができるだろうか?