「あなたとは違うんです」
知的障害者とは己を客観視することがほとんど出来ない人のことだとも言えるが、
「健常者」とて完全に己を知っているわけではない。
完全に知るなど不可能だ。
己とは不変ではないからだ。
また己のみが己でもない。
もし完全に己を客観視できる者があるとしたら、
その者が見ているものは「絶望」に違いない。
あるいは「無」か。
客観視の出来ない知的障害者の世界とは子どもの世界であり、
犯されざる世界である。
それは楽園とも言える(色々と困ることも多いだろうが・・・) 。
同情は、お門違い。
「絶望」の一端を垣間見ただけの「健常者」が何をか笑う。
笑ってる時点で「違い」など無きに等しい。
異論があるなら「幸福だ」と叫んでみろ。
それこそ世界の中心で。
中心が分かればの話だが。