いくら嫌いな大家さんでも


もしかしたら殺られちゃうかもと思ったら


結構心配になるものである。



何しろ相手は「カタギ」ではないのだから・・・。


ジャスコでの買い物を早々に終わらせ、私は5時過ぎに帰宅した。


大家さんからの電話があったのは4時過ぎ。


1時間も経っているのだ。


話はもう終わっているだろう。



何事もなければの話だが。



金パンの部屋の前で立ち止まる。


物音や話し声は聞こえない。



静かに玄関を開け、自分の部屋に入り、大家さんに電話してみる。


トゥルルルル・・・・


トゥルルルル・・・




「はい。もしもし」



生きてた・・・・汗



「M子です。大丈夫でしたか?」


「ああ。ごめんね。大丈夫でした。夜中さわがないとか


入居者じゃない女の人を住まわせないとか


ちゃんと約束してくれてね」


「・・・・ああ・・・・そうですか。良かったです・・・ご無事で・・・」




大丈夫だったらだったで、連絡してこいよドンッ



人騒がせな大家さんに若干腹立たしくもあったが


何事もなくてよかったと、心底思った・・・



・・・のも、つかの間。




ある朝


事件は起こった!!



・・・つづく


株式会社ノーバリース


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