ビリヤードメモ。

ビリヤードメモ。

いずれ選手として復帰したいとたくらむビリヤードファンです。覚えたことやら話したこと、思い出したことなど、主には復帰した時の自分のために(笑)メモがわりにブログに書いていきます。

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初心者にビリヤード教える場面ってのは、実は自分が基本に立ち返れて便利だ。と思う。

 

ブリッジ、フォーム、狙い方、真ん中を撞くこと、そして、撞く位置によって手玉にアクションをつけさせられること。

 

こういうのを教えていると、自分のもチェックすることになるからいい。

 

あと、見本を見せなきゃならないので、ちょっと緊張する(笑)

 

上撞くと手球がついて行って、真ん中のチョイ下を撞くとピタッと止まり、その止まるところよりも下を撞けば戻ってくる・・・と説明しながらやるとなぜか「失敗しないかなぁ」みたいなことが頭をよぎる。

 

1人でやる分にはミスのしようがない配置で(笑

 

いやあ、久しく試合とか出てませんけどね、実際緊張した時に陥る状態はこういうときと一緒のような気がします。ってことは、初心者に教えながら試合用のメンタルも鍛えられる・・・かもしれない(笑

 

"身につく"というレベルは、結局どの場面であってもソレができることにほかならない。

 

知らない→知っている

 

できない→できる

 

で、次が"緊張する場面でもできる"なわけで。

 

なんせ、今思い出してもなんで外したかわかんないくらいのイージーミスを無数にやってますし(笑

 

そういう意味では、初心者に見本を見せるのはお勧めしますね。

 

最近はビリヤード検定もありますから、その課題集とかを見本付きで教えてもらえれば初心者はうれしいでしょうし、見本を見せる場面の緊張感はきっとためになると思いますので。

 

んで、ビリヤードにハマる人が増えればいいなぁ。

 

 

 

 

 

来週末公式戦に出るお客さんとの会話。

何年かのブランク明けで数カ月練習にあけくれ、試合慣れのためにひとつ出場し、今度は2戦目。

ブランク前はB級で出ていたので復帰後もB級でエントリーしたんですが、今回の試合に際し、「もうAで出てもいいのかもしれないと思うけど、どう?」と聞かれた。

もちろん、自由だし。

ただ、出る以上は優勝狙いたいだろうし、B級で勝ってないのにA級にクラスアップして、さらに負けグセがついたらよくない、とも思うのでコメントしてみた。

どうやら彼は、うちのA級のお客さんと撞いていて、十分戦える感触を得た事でA出場の考えが浮かんだらしい。

ごもっとも。

そこで、聞いてみる。

「Aの人と勝負してるとき、向かっていく気持ちだった? それとも同等と見て勝つことを目指した?」

その答えは前者だった。

そう、向かっていく気持ち。それってつまり、「負けて当然だからめいっぱいヤル」というがむしゃらな気持ちなので、かなりの可能性でパフォーマンスが上がる。

対して、公式戦はというと、同クラスの人間とやるので、「試合の緊張+負けられないプレッシャー」が少なからず存在する。つまり、パフォーマンスは下がると想定すべき。

もしも試合で普段よりもパフォーマンスが上がるのなら、なんも不安もないですが、本人は試合に慣れる意味で一度エントリーしているので、自分が緊張することも、試合とはパフォーマンスが下がるということも理解している。

なので、こう説明する。

・納得ずくでクラスを上げるなら、Bでガッツリ優勝してからがいいと思う
 →勝つことを覚えることになるから

・もちろんAで出るのは自由だが、クラス上げ後に「自分はなんちゃってA級(=自己申告A級)だから」という言い訳は一切しないこと

・(こと東海地区で言うと)Aの予選は強い人が1枠にだいたい2名いるので、そのどちらか、あるいは両方を倒さないと先には進めないようになっている。だから自分の実力評価で迷っていては、なかなか予選通過は難しいと予測できる

・と、いくつか説明したがそれでも強い気持ちを持ってやるというならAでいいと思う。なにせ、気持ちは誰でも平等に好きなだけ持てる材料であり、ビリヤードはメンタルスポーツだから。

で、結局彼が選んだのはBの優勝しての昇格狙い。

んー、楽しみだ。店に飾る賞状をぜひとも増やしてほしい!
社会人でビリヤードしていると、時として撞きたくても撞けないことがありますね。

別に試合とか出なくても、「そうそう、こうやって撞くといいんだよな」とか、思い出せれば問題ないですけど、思い出せない事の方が多かったりして(爆

私見の域を出ませんが、一番忘れたくないのはタイミングなんですよ。

ワタクシ右利きですので、右腕を振って撞くワケですが、感覚的に安心感があるタイミングっていうのは、実はキレません。コジると抜きますし、しかも明後日の方向に(笑

撞く量が確保できるときに、はっきりわかったりしますが、ナイスなタイミングとは、バッティングで言うところの「差し込まれたタイミング」なんです。

テイクバックすると、自然にキューが前に出てきて、手球に当たるか当たらないかってあたりから意識を入れて振っていく感覚と言いますか。テイクバックトップから「えいっ」っていうタイミングは、実は手球の手前に合わせてるんですね。だってそうやって素振りしてますから。

まあそれこそコンマ何秒以下っていうこまかーい世界のことですが、この差が実に大きいんです。

手球にタップが触れてから振っていくとかいいますもんね、あれですアレ。

ワタクシの場合は、素振りしていて本番前に一度一番前で止めるので、タイミングが悪いなぁと思った時はそこで指1~2本分キューを長く持ち変えて撞きます。

そうすることで、一番安心感のあるタイミングをずらして、手球のある位置に持っていくんですね。

振り方で合わせるってのもやってみましたけど、そこは人間なんで、なかなか同じフォームで振り方を変えるという調整は、安定感が出せないと思い、辞めました(笑

通常のフォーム、通常のリズムで振って、持ち変えるだけのアクションで修正する方がワタクシには合ってました。

ついでに言いますと、手球のフチを撞く(上下や左右)ときも、この指1~2本持ち変えが効果的です。なんせ、ワタクシを含め多くの方が通常のウォーミングアップなどでセンターショットを撞くと思いますが、手球の芯付近の撞点というのは、手球の一番手前にタップが触れますよね。それが手球のフチを撞くときは、数ミリから1センチ程度、奥で触れることになるので、フォームを作った位置からの景色ではわかりにくいですが、確実にタイミングずれちゃうんですよ。

ま、何にしても、たった指1~2本分の持ち変えで良くなるなら、これはぜひ覚えておきたいですね。あとは「差し込まれたタイミング」ってヤツに慣れるまで撞けばなじんでくると思います。

これがね、最初は気持ち悪いんですよ、とっても(笑)

ワタクシも教わった時は実に気持ち悪くて、それでも続けていくうちにだんだん気持ち良くなるという・・・なんの話や?(笑