2017年、大晦日。
入院してるなんて
寂しい年末だなーって思っていた。
クリスマスイヴには帰れると期待してたのに
当日、大きな発作でICU(集中治療室)へ。
入院生活も、もう3週間を過ぎた。

でも、年末の忙しい中、午前中
ママ友3人が遊びに来てくれて
楽しく会話ができ、エネルギーをもらった。

午後は、早いうちにダンナと子供達が来た。
夕方の短時間、9年前シドニーに来た時から
知り合いの、面倒見の良い女性2人が
ご飯を作って持ってきてくれた。
久々に食べるおにぎり。
病院の中庭でピクニック気分。
そして細やかな気遣いがとてもありがたく
心が温かくなった。

今日は体調も良かったし
歩くのも大分楽になってきた。

子供達に、大晦日の9pmの花火を
見せてあげようと、それまでにはダンナも
病院を出るつもりだったんだけど
この病院から近い!! でもあと10分じゃ
間に合わない…!! ということで
急遽、病院の外で見ることに。

本当にココから見られるのかなーーーと
内心期待してなかったのに
かなり近く、大きく綺麗に見え
上の子を抱きしめながら見てたら
なんだか涙が出てきて
号泣が止まらなかった。

人生で1番、感慨深い花火になった。
2018年は良い年になるって、強く思った。


上の子は心配そうに「大丈夫?」って
泣いている私を抱きしめて
優しいキスをしてくれた。
まだ3歳なのに、私が入院してから
話し方も態度も、すごく優しくなった。


今日はそんな、思ってもいなかったけれど
とっても素敵な大晦日になった。
体調も良好!!!
そして、元旦の明日
退院できるかもしれないと言われた。


2018年は絶対、良い年になる。