本日は会社はお休み。
昨日は安倍晋三元首相の国葬が賛否両論渦巻く中、執り行われたわけですが、
正直言いまして賛成意見を聞いても「なるほどな」と思いますし、反対意見を聞いても「確かにその通りだ」と思うものです。
まあ、国会議員の結婚式には誰も税金は使わないと考えれば、国会議員のお葬式に税金を使うのはおかしいと言えますし、
しかしながら内閣・自民党合同葬としたところで、結局税金は使うわけですし、
むしろ国葬としたほうが今回のように式が簡素化されて、無駄な税金が発生しないような気がします。
いずれにせよ、どちらが正しいかとか間違っているのではなく、
結局のところは安倍さんが好きか嫌いかで賛成・反対に分かれているのではないかと思うところです。
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昨日は一般の献花には長蛇の列ができた一方で、そのそばでは大規模な反対デモが行われたように、
安倍さんの場合は熱烈な支持者と、強烈なアンチが存在するのが大きな特徴で、
これはまるでかつての読売ジャイアンツを彷彿とさせるところでもあります。
私はこれまでブログの中ではっきりと語ることはありませんでしたが、実は熱烈な安倍ファンでありました。
そして熱烈な巨人ファンでもあるのですが、アンチ巨人の方々の気持ちもわかるように、
安倍さんのことが嫌いな人の気持ちもなんとなく理解できるものです。
国会答弁などでムキになる野党議員を小馬鹿にしながらあしらう姿は、安倍ファンからすれば喝采ものですが、
安倍嫌いの人からすれば相当ムカつくことだろうなと思うものです。
巨人がカネにモノを言わせて勝てば勝つほどアンチが増えたように、
安倍政権も選挙で勝てば勝つほど嫌われていった側面もあると思います。
そうしたアンチの存在が巨人への関心を高め、ブランド力も高めていったように、
安倍さんもアンチがいたからこそ、政治家としての偉大さを深めていったような気がします。
今の巨人のように、安倍さんも世間一般からはあまり関心が持たれないような存在となっていたら、
国葬も世論を二分するものとはならなかったでしょうし、たいしたニュースにもならなかったことでしょう。
アンチ巨人がなんだかんだ言っても実は巨人のことが好きだったと茶化されていたように、
アンチ安倍の方々も好きと言いますか、安倍さんのことが気になって気になってしようがなかったのではないかと想像するものです。
それだけに安倍さんが亡くなったショックは実はアンチの方々のほうが大きかったのではないかと心配するほどで、
昨日のデモも彼らなりの追悼のやり方だったのではと感じてしまったものです。