本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。
明日から夏の甲子園、全国高等学校野球選手権大会が開幕しますが、
今年は新型コロナ感染拡大の影響を強く受ける大会となることは間違いありません。
すでに組み合わせ抽選前の段階で4校に集団感染が起きて、
これらの高校は開幕から1週間が経過した大会第8日目に初戦が組まれるように配慮されたのでありますが、
今日になってまた新たに感染が広まったチームも出てきたように、これからも続々と同様のケースが起きてくると予想されます。
今大会はこうして集団感染が起きた場合は、なるべくその学校の試合日程を後日にずらす措置が取られるとのことですが、
それができるのも2回戦までかと思われます。
3回戦以降となれば日程も詰まってきて振り替えもできなくなりますので、感染拡大したチームは不戦敗を選択するところも出てくるでしょう。
先日の大相撲名古屋場所のように、かなりの試合で不戦敗が発生する事態となりはしないか、
両チームとも不戦敗というケースも出てしまい、果たして大会が成立するのか心配となります。
そして各校ともいつ集団感染が起きないかどうか、選手たちは24時間ずっと気の抜けない生活が続くこととなり、
睡眠不足などで体調を悪くして、そのままの状態で炎天下の試合に臨む選手が出てきはしないか、たいへん気がかりなのであります。
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コロナ禍も3年目を迎え、これまでの傾向からだいたい2月・5月・8月に感染のピークを迎えることがわかってきました。
今議論されているように、仮に新型コロナが感染法上の2類扱いから5類扱いに変わって、
インフルエンザのようになったとしても、あるいは普通の風邪のようになったとしても、コロナ自体は世の中から消えるわけではなく、
来年以降も2月・5月・8月に多くの人が風邪の症状に悩まされることに変わりはありません。
高校球児も同様に来年の夏になればまた高熱やせきの症状に悩まされる選手がチーム内に多数出て、出場辞退に追い込まれる学校が出てくるかもしれません。
あるいは、コロナが風邪のように扱われるとなれば、かつての「風邪ひいたくらいで休むな」みたいに、
「コロナくらいで休むな」と監督から言われて、体調不良のまま炎天下の中に駆り出される選手が増えて、
むしろ危険度はさらに高まるのではないかと懸念されるのです。
今回の夏の感染爆発を契機として、そろろろインターハイも含めた夏の高校スポーツ大会の時期の在り方を真剣に考え直す時が来たのではないかと思うのであります。