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大相撲初場所は関脇の御嶽海が13場所ぶり3回目の優勝を飾るとともに、直近3場所の合計勝ち星が33勝に達して大関昇進も確実にしました。
御嶽海は2018年の7月場所で初優勝を飾って以来、常に大関候補の一番手と言われてきたのでありますが、
その後はなかなか成績が安定せず、そうこうしているうちに貴景勝、朝乃山、正代と次々に先を越され、
最近では二けた勝利をあげることもままならくなり、すっかり大関候補としての影が薄くなりかけてきたところでした。
まあただ、私はこの御嶽海に関してはもっと早い段階で、
少なくとも2019年9月場所で2回目の優勝を果たした時点で大関に上げても良かったような気がします。
ちなみに御嶽海は初優勝以降、常に三役か幕内上位の座をキープしていますが、
2場所連続で負け越したのは1回のみで、その直後に10勝をあげていることを考えれば、
仮に最初の優勝の時点で大関に上げたとしても、今も大関の地位にあり続けたことになります。
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大関昇進の目安は直近3場所で33勝以上と言われていますが、私はこの目安をもう少し緩めていいのではないかと思っています。
大関は常に10勝以上が求められますが、常に幕内の上位力士と当たることを考えれば、大関と言えども勝ち越すだけで御の字のような気がします。
ですので関脇や小結の地位で常に勝ち越す力があるとみなせば大関に上げていいと思いますし、
直近3場所で考えればすべて勝ち越した上で30勝あげれば十分ではないかと思うのであります。
横綱は一度なってしまうと番付が下がらないので、その昇進には慎重になるべきですが、
大関は2場所連続で負け越せば陥落するので、大関の力があるかどうか微妙な場合でもとりあえず上げてみればいいのではないでしょうか。
御嶽海は三役の地位に28場所とどまっていましたが、過去には魁皇、武双山、琴光喜が30場所以上三役にとどまった末に大関に昇進しました。
ただ、彼らは大関に上がるまでにかなりの労力を要してしまったため、横綱になる能力を秘めながら綱を張るまでには至りませんでした。
力がないのに大関に上がって、そのプレッシャーに潰される力士もいるでしょうが、
逆に肩書や地位が人を作ると言われるように、大関に上がってさらに強さを増す力士もいるでしょうし、
そうした力士こそが強い横綱になっていくと思いますので、やはり大関昇進の基準は緩めるべきだと考えるのであります。
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