さらに新谷仁美選手も東京マラソン参戦ですか~今日はカレーの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。



キプチョゲ選手が東京マラソンに参戦するかもしれないという話を一昨日にしたばかりでありますが、


今度は新谷仁美選手も同レースへ出場することが明らかとなりました。




キプチョゲ選手の件はまだ噂の段階ですが、新谷選手のほうは所属先の積水化学からも正式に発表された確定情報であります。




2018年に現役復帰して以降、トラックに駅伝に快進撃を続けた新谷選手に対してはマラソン参戦への期待も大きかったのですが、


「2時間以上走り続けるのはイヤ」

「私の性格的に30分が限界」


という旨を述べ、あくまでも1万mで世界と戦っていく決意を示していました。




ただ、2020年1月に初めてハーフマラソンに挑戦して日本記録を更新し、


その直後には大阪国際女子マラソンでペースメーカーを務めるなど、「30分までが限界」という姿勢に少しずつ変化がうかがえました。




その後、東京五輪まではトラックに専念していましたが、


オリンピックが終わってしばらく経った後、自身のSNSに長い距離の練習を始めた様子をアップし、


さらに昨年暮れに新たにアディダスと契約を結んだ際のインタビューで、


「1万mやハーフで日本記録を出してもビジネスにならない」


「(日本記録を出して世間から認められるのは)100mかマラソンだけ」


と語っているのを知り、いよいよ新谷選手のマラソン参戦の時が来たなと確信したのであります。



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新谷選手は19歳から21歳の時にかけてマラソンをすでに3レース経験していて、


初マラソンとなった2007年の第1回東京マラソンでは2時間31分01秒で2位以下に18分差をつけて独走優勝、同レースの初代王者に輝いています。



創設当初の東京マラソンは今のように海外招待選手が強力ではなく、女子の部は日本選手が普通に優勝していました。


しかし、2013年にワールドマラソンメジャーズ(WMM)に加入すると、海外招待選手のレベルが一気に上がり、日本の女子選手は8位入賞さえ困難になっていました。



ただ、今回に関してはこのコロナ禍ですので海外から選手を呼べない可能性があり、男女とも久しぶりの日本人選手による優勝も十分に考えられます。


もしも新谷選手が優勝となれば実に15年ぶりとなり、おそらく世界の主要マラソン大会でこれだけのブランクを挟んでの優勝は初めてとなるでしょう。



そしてもちろん記録への期待も高まります。


1万m30分20秒、ハーフ1時間6分38秒の持ちタイムを考えれば、普通に走れば2時間19分12秒の日本記録更新は可能です。




あとは無事に大会が開催され、無事に新谷選手がスタートラインに立つことを願うのみです。