本日から会社はお盆休みの3連休。
東京五輪による中断期間を終えて、日本のプロ野球が昨日から約1か月ぶりに再開いたしました。
世間の多くの方々は「五輪ロス」に陥っていると思いますが、
むしろ私は「巨人ロス」のほうがどちらかというと強かったものですので、久しぶりに戻る日常に一息ついた次第です。
連日続けてきた五輪のマラソンの感想記事も一息ついて、今日は五輪の野球競技の感想と今後の課題をさらさらと述べておきたいと思います。
ファンの期待に応えて悲願の金メダルを獲得した侍ジャパンでありますが、最短の5試合で終えた点が最も高く評価できるポイントと思います。
今大会は複雑なトーナメントシステムで、試合を落とすと敗者復活戦も絡んで最長で8試合をこなして優勝というパターンもあり得ました。
侍ジャパンを率いる稲葉監督にとって、自分のチームの選手を使うというわけではなく、
あくまでも各球団から選手をお借りして戦うという立場でしたので、
選手の疲労度を最小限に抑え、なおかつ優勝という選手に大きな自信を植え付ける最高の形でチームに戻してくれたことに、
各球団の指導者や幹部の方々は大いに感謝していることと思います。
▼本日限定!ブログスタンプ
稲葉監督は今回限りで勇退となり、来季からは日本ハムの監督に就任することが既定路線となっているようですが、
それに伴い、さっそく後任の代表監督の話がチラホラとスポーツ紙上を賑わせています。
まあしかし、この野球の日本代表監督に就こうと望む人間が果たしているのか、疑問に思うところです。
2023年開催予定と言われる次回のWBCも本当に実施されるのか不透明で、
五輪の野球も2028年のロサンゼルス大会で復活するという噂はあるものの、あくまでもまだ噂の段階で、
公式な試合もあるかどうかわからないチームの監督に好き好んで就こうと思う人なんていないことでしょう。
おまけに負ければボロクソに叩かれるわけですから、結果的に最近の小久保氏とか稲葉氏のような監督経験のない若い人が貧乏クジを引くしかなく、
小久保氏はWBCでベスト4、稲葉氏は五輪金メダルと結果を出したから良かったものの、
もしも若い未熟な人間に代表監督をやらせて惨敗しようものなら、
その人は世間から袋叩きに遭って自信を失い、完全に指導者生命を絶たれてしまうかもしれません。
私は前年に12球団で最も高い勝率を残したチームの監督が就任する形にして、
あれこれ選考することなく、自動的に決まる形にしておいたほうがよろしいかと思います。
日本がWBCで優勝した2006年(ソフトバンク・王貞治)と2009年(巨人・原辰徳)の監督も前年の最高勝率の監督でしたので、それが一番丸く収まるような気がいたします。