石田洸介選手の高校記録更新とか陸上いろいろ~今日は招き猫の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝4時に出勤して、夜7時に終業で残業は6時間。


今週の木曜日から日本選手権が開幕するということで盛り上がってきた日本陸上界でありますが、

先週の土日も全国各地で各種の陸上競技会が行われ、トラック&フィールド競技に関しては観客の有無を除けばコロナ前の状態をほぼ取り戻した感じとなりました。



関西実業団選手権では女子1万m福士加代子選手が3位に入って日本選手権の参加標準をクリアして健在ぶりをアピールすれば、



男子5千mでは今季初レースとなった田村和希選手が優勝して不安を払しょく、



また、中京大記録会男子5千mではマラソンでの活躍が目覚ましい藤本拓選手が自己記録となる13分27秒台を出してスピード面での進化も証明すれば、



大ベテラン松宮隆行選手がおそらく日本人初となる40歳代での13分台をマークするなど、

長距離界は相変わらず話題に事欠かない状況となっています。


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さらに大迫傑選手が出場して大きな注目を集めた東海大記録会男子5千mでは、

東農大二高3年の石田洸介選手が大迫選手、そして鎧坂哲哉選手に引っ張られる形でレースを進め、

13分34秒74と7月のホクレン千歳大会で出したばかりの日本高校記録をさらに2秒更新。



13分50秒を切った日本人高校生は石田選手を含めてこれまで10名いますが、この13分50秒を2度切ったのは石田選手が初めてで、

さらに13分40秒を2度切っているわけですから、今季の石田選手の結果がいかに高校生離れしているものかがわかります。


中学時代に1500mと3000mで驚異的な中学記録を打ち立てた石田選手ですが、

高校1年、2年と記録の伸び悩み、早熟の懸念も抱かせましたが、

ここにきての復活と言いますか、再躍進はインターハイの中止も影響しているかと思うところです。


春から始まる地区予選含めたすべての試合がなくなったことで練習に専念できて、それが7月のホクレンでの結果につながり、

そして真夏のインターハイがなくなったため、8月に行われた大迫傑選手が主宰する合宿「Sugar Elite」に参加できて今一度の体力強化に取り組み、

これらが石田選手の止まっていた成長を開放させた感じです。

今回の石田選手の活躍によって、真夏に設定されているインターハイ含めた高校陸上界の競技日程全体を見直す空気が生まれることを願いたいと思います。