明日は朝から高校駅伝の女子、昼は男子、そして夕方には有馬記念があり、さらに天気は雨予報☔。
まとまった練習ができない可能性があるので、いつもオフにする土曜日ですが、今夜は少し長めに12kmほどジョグ。
FAによる人的補償で、内海哲也投手が西武に移籍したニュースは巨人ファンに大きな衝撃を与えました。
私も第一報を聞いた時はショックを受けたものであります。
球団も「まさか内海が」的なコメントを発表したようですが、
西武は菊池雄星投手が抜けて、左の先発がどうしても欲しい事情を考えると、巨人もある程度は覚悟のうえで、
もしかすると本人にも事前に話をつけた上でワザとプロテクトから外した可能性もなきにしもあらずと感じているのであります。
巨人はこれまでにもFAの人的補償で江藤、脇谷といったベテランを西武に引き抜かれていますし、
清水隆行選手も晩年はトレードで西武に移籍しました。
ただ、彼らはみんなコーチとして巨人に戻ってきていることを思うと、内海投手に対してもそうした意図があるのかなと裏読みしてしまうわけです。
西武は12球団の中で最もFAで選手が流出しているチームなのですが、それはつまり選手の育成に優れていることの裏返しであります。
そうした育成術を学ばせるために、内海投手も西武に送り込まれたのではないかと思うのです。
先日のこのブログでは岩隈、上原といったメジャー経験者も将来的なコーチになりうる人材として獲得したのではないかと述べましたが、
内海投手と合わせて、彼らが何年後かには強力なコーチ陣を形成して、来たるべき高橋由伸監督の再登板に備えるのではないかと予想しているのです。
前回は急な監督就任で万全なバックアップができなかった反省を活かし、次は万全の体制で高橋由伸氏をお迎えする、
そうした大局的な見地に立った今回の内海投手の流出劇であると思うことにいたしましょう。
いい歳した大人が、先輩ひとり抜けただけで落ち込んでいるようでは情けない話です。
村田修一さんが抜けて一本立ちした岡本和真選手のように、来季は投手陣にも新しい精神的支柱が何本も立つことを期待したいと思います。