防府読売マラソンの感想~今日はクレープの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝5時に出勤して、夜7時に終業で残業は5時間。


今夜は職場の仲間たちと忘年会のため練習はお休み。

ちなみに酒を飲まない私が参加する忘年会は常にアルコールは一切なし、飲み物はソフトドリンクのみの純粋な食事会。

ですので明日の水曜休みは予定通り、朝からみっちり走り込みたいと思います。


さて、日曜日に行われた防府読売マラソンの感想でも。


川内優輝選手と一色恭志選手の直接対決が注目を集めたこの大会、

その期待通りに川内選手と一色選手がともに先頭集団の前方でレースを進める展開に。


川内選手は前走の福岡国際の時は気温が14度と少し高めで陽射しも強く、それが苦戦の要因ともなりましたが、


今回は5度前後という「寒さに強い」川内選手にとっては絶好のコンディション。

おまけに1km3分5秒程度と最も力を発揮できるペース設定。

給水も珍しく一度もミスすることないくらい落ち着いていて、精神的にも最高の状態のようで、

テレビ観戦していた私も20km付近ではもう川内選手の楽勝♪を確信したほど。


ただ、川内選手のすぐ背後を涼しい顔して付いてきている一色選手が不気味でありましたが、


33km過ぎに川内選手が軽く揺さぶっただけであっけなく脱落。

最後はスロージョギングのようなペースで競技場に入ってきて、2時間15分台の8位と完敗。

ラスト2.195kmは優勝した川内選手よりも2分半以上遅い9分22秒もかかって大失速してしまいましたが、それでも1kmあたり4分16秒ペース。

私にとっては全力走に近いペースなわけで、改めてエリートランナーたちの凄さを実感したわけであります。


しかし一色選手は大学3年次の初マラソンで見事な走りを見せながら、2回目、3回目と結果を残せていません。


なんか、青学の先輩である出岐雄大選手と同じルートを辿っているようで、実に心配であります。


さて、これで川内選手は2011年以降、2014年を除けば毎年福岡国際を走り、その2週間後に防府読売も走ることを繰り返しています。

ちなみに2014年も福岡国際と同じ日に沖縄でNAHAマラソンを走って2時間13分台で優勝して防府も走っていますので、

いやはや、もう慣れてしまって私たちの感覚もマヒしちゃっているのでありますが、改めてその鉄人ぶりに驚きを隠せないわけであります。



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なお、この大会で最後まで川内選手に食い下がって2位に健闘した濱崎達規選手も2週間前にNAHAマラソンを走って優勝と、川内選手と似たようなローテ。


おまけに沖縄の南条市役所勤務という同じ公務員ランナー。

ただし、今年の春までは実業団の小森コーポレーションに在籍していたわけですが、

こうしてフルタイムでしっかり働いて、あえて練習時間が少なくなる環境に置かれた方が、

ひとつひとつの練習に対して集中できて、実のあるものに昇華できるのかもしれません。



実業団で伸び悩んでいる一流選手たち、例えば佐藤悠基選手や宇賀地強選手なんかも、みんな公務員に転身すれば華麗な復活を遂げるかもしれませんよ。