ホクレン・ディスタンス網走大会の雑感~今日はお盆の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
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本日は早朝5時に出勤して、夜7時に終業で残業は5時間。


今夜の練習はお休み。


昨日は大迫傑選手の世陸標準突破失敗に関するお話をしましたが、

今日はホクレン・ディスタンスチャレンジの網走大会に関するその他の感想を。



男子3千m障害の潰滝大記選手の標準突破、あらためてお見事でありました。


1983年の第1回大会から続けてきた世界陸上の男子長距離陣の代表派遣を、ギリギリのところでつないでくれた価値は大きいと思います。


男子5千mでは日本選手権優勝の松枝博輝選手が標準記録13分22秒60の突破に挑みましたが、

自己記録が13分28秒台の松枝選手にとって、この高温多湿のコンディションで大幅に自己記録を更新することは厳しく、

日本人1位は確保したものの、13分37秒台で世界陸上は絶望。

しかし、今季の5千mではほとんどのレースで日本人1位を確保した安定感は立派で、


涼しくなる秋口のレースで記録に再度チャレンジして欲しいものであります。


男子1万mで大迫傑選手に次ぐ日本人2位に入ったのは中村匠吾選手。

日本選手権5千mでの3位に次ぐ好走で、いよいよ完全復活間違いなし。



ちなみにここまで名前を挙げた3選手はいずれも富士通所属。

今回のホクレンこそ途中棄権に終わったものの、日本選手権1万m5位の横手健選手を含め、今春の国内長距離は富士通勢が席巻した印象です。

そしていずれも大学を卒業して2年目、3年目の選手たちであります。


箱根で活躍した選手というのは、社会人1年目こそ大学時代の貯金を活かして活躍できるものですが、

2年目、3年目と成績が下降していく傾向にあります。

この富士通勢の今季の躍進は、実業団入りしてからのトレーニングがしっかりと積めている証であり、

2009年以来遠ざかっているニューイヤー駅伝の優勝へ向け視界良好といったところでしょう。



今回、かろうじて男子長距離トラック種目の派遣ゼロという事態は避けられましたが、

ここで過去の世界陸上における日本男子長距離の種目別の代表選手数を以下に示します。


多くの大会で複数の代表選手を送り込んできた1万mが突然ゼロになったのは、あらためてショックであります。

3千m障害は4大会ぶりの代表派遣となりましたが、

これまで1983年と87年の大会は愛敬重之選手、

1991年と93年の大会は仲村明選手、

そして2001年から09年までは岩水嘉孝選手が5大会連続で出場しており、

今回の潰滝大記選手が史上4人目のこの種目の代表となりました。


次回2019年のドーハ世界陸上は、東京五輪のマラソン代表一発選考レースとほぼ同時期に行われますので、

有力選手がそちらのほうに流れ、今回以上に代表派遣が厳しい状況になると思われます。

2020年の東京五輪をトラックで挑戦することを明言している、住友電工の19歳・遠藤日向選手の成長に期待しておきたいと思います。



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私の地域ではお盆は8月。

と言いますか、7月にも盆がある地域があるなんて社会人になるまで知りませんでしたえー?

お正月は新暦のほうに統一されたのに、お盆は新暦、旧暦混在しているのも面倒な話であります。


将来、自分自身が亡くなり、お盆にこの世に帰ってきたら、息子たちは旧暦の盆の地域に引っ越していて、

誰も迎えてくれなかったなんて寂しいことになりはしないだろうか、ちょっと心配でありますショック


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