喜楽クイズの山チャンのブログ

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楽しく脳を活性化するブログです。知識を問うものではなく、考えてもらうクイズです。

「喜楽クイズ」を更新しました。

 

[問題]

 

Ⅰ 漢字問題
  次の二つの文章を読み合わせて、「 」に共通に入る漢字を答えてください。
問1

「杜子春(その8)」

   「わたしですか。わたしは今夜寝るところもないので、どうしようかとおもっているのです。」

  「そうか。それはかわいそうだな。ではおれがいいことをおしえてやろう。いまこの夕日のなかへ立って、おまえの影が地にうつったら、その腹にあたるところを、夜なかにほってみるがいい。きっと車にいっぱいの――」

  老人がここまでいいかけると、杜子春はきゅうに手をあげて、そのことばをさえぎりました。

  「いや、お金はもういらないのです。」

  「金はもういらない? ははあ、ではぜいたくをするにはとうとうあきてしまったとみえるな。」

  老人はいぶかしそうな目つきをしなが、じっと杜子春の顔を見つめました。

  「なに、ぜいたくにあきたのではありません。「 」「 」というものにあいそがつきたのです。」

  杜子春はふへいそうな顔をしながら、つっけんどんにこういいました。    芥川龍之介(注1)

● 「 」「 」こそ笑い、また泣くところの唯一の動物である。つまり「 」「 」こそが、あるがままの事実とあるべきはずの事実との相違に、心を打たれる唯一の動物であるからだ。    W・ハズリット(注2)

 

問2

 純白の菊の花、

   秋の日ざしのなかに

   燦々と冷えてゆく真珠色の菊の花、

   山鳥の声は大空に散り、

   孔雀は尾を拡げて静かにからだを廻す、

   青い「 」「 」 が正午を指さし、豊かに時は満ちる。    竹内勝太郎(注1)

 「 」「 」 をひとつ持っていれば何時かわかる。

   「 」「 」 二つ持っていると、わからなくなる。    アーサー・ブロック(注2)

 

問3

 薬師寺のくずれた土塀に沿うて歩いて行くと、天平人たちの亡霊がふいに現れて来そうに思う。かれらの衣のかおり、きぬずれの音までがふと聞えてくるようだ。肉体は滅びたが、かれらの

「 」「 」 はなお深い郷愁をもってこのあたりをさまよっているのであろうか。「 」「 」 の不滅を、私は薬師寺のあたりで信じるのである。荒廃した寺のうちに、かえって不思議な生命を感じさせるものがあるのだ。    亀井勝一郎(注1)

 肉体と知能と「 」「 」、これら三つのものの自然的発達をば維持して行くがため、言い換うれば人々の天分に応じてこれら三つのものをばのびるところまでのびさして行くがため、必要なだけの物資を得ておらぬ者があれば、それらの者はすべてこれを貧乏人と称すべきである。     河上 肇(注2)

 

Ⅱ なぞなぞ

問1 穴の中から嘘ばっかり聞こえて来る穴はどんな穴でしょうか?

問2 切手と葉書のうち、みんなに馬鹿にされるのはどちらでしょうか?

問3 メダカのお尻やカエルの頭、あるいは、世界や都会の真ん中にいる虫は何でしょうか?

問4 丸顔で、古くなればなるほどしわがなくなり、つるつるになるものは何でしょうか

問5 大きな音を出すのが仕事なのに、出したとたんに止められてしまうものは何でしょうか

 

Ⅲ その他問題

   草野球のピッチャーが、1点リードの9回裏、2アウト満塁で相手打者は絶好調の4番バッターというピンチを迎えた。

   しかし、このピッチャー、もう疲れ切っていて、3ボール0ストライクになってしまつた。しかし、彼は最後の力を振り絞り、この4番バッターにバットを振らせず、たった1球でこの回を抑えきって勝利した。その渾身の1球とは、どんな投球だったのでしょうか。

 

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[答] 

Ⅰ 漢字問題の答

問1 人間

  注1: 大正・昭和初期(2年没)の小説家。短歌・俳句も多く残した。

   注2: 18~19世紀のイギリスの評論家。三省堂編集所編「名言名句の辞典」より

問2 時計

  注1: 昭和の詩人。ここでは、「時計」は「はり」と読ませる。「菊」(抄)。「春の犠牲」に収載

  注2: 20世紀のアメリカのプロデュサー兼ディレクター。「マーフィーの法則」より

問3  霊魂

   注1: 昭和期の文芸評論家。「大和古寺風物誌」より

  注2: 明治から昭和の経済学者、法学博士。マルクス主義経済学研究・啓蒙の先駆者。「貧乏物語」より

 

Ⅱ なぞなぞの答

問1 ほら穴  

問2 切手。なめられる。   
問3 蚊(カ)。メダエル、セイ、ト
問4 タイヤ

問5 目覚まし時計

 

Ⅲ その他問題の答

    牽制球で走者をアウトにした。

   つまり、打者ではなく、走者からアウトを取って相手を抑え切ったのである。