喜楽クイズの山チャンのブログ

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楽しく脳を活性化するブログです。知識を問うものではなく、考えてもらうクイズです。


テーマ:

「喜楽クイズ」を更新しました。

 

[問題]


 漢字問題
  次の二つの文章を読み合わせて、「   」に共通に入る漢字を答えてください。
問1

 「父の列車(その5)」

  それから一週間ほどたったある日、その坂を越えて、祐而と祐而の母が僕たちの集落へ歩いて帰ってきた。位はいを持った祐而と遺骨を抱いた祐而の母とが僧侶のあとに従っていた。峠の向こう側の役場のある集落で、合同慰霊祭が営まれたのである。

遺骨が帰ってきたのは祐而のところだけではなかった。海に沿ったがけっぷちの道を、三組の葬列が静かに通り過ぎた。

僕は、母に連れられて葬列をむかえた。母は悲しげな顔で合掌し、小さな声で念仏を唱えた。波の音が母の念仏を消していった。

祐而は、うつむきかげんに歩いていたが、僕の前まで来ると、舌を出してにいっと笑ってみせた。しかし、いつもの笑いではなく、胸のうちを必死にかくそうとしているようなぎこちなさがあった。

わずか三十戸ほどの小さな集落なのに、出征している人は二十数人もあった。一軒にほぼ一人の割合である。

「これで、半分が「 」「 」やな。」

みんなのあとについて歩きながら、母がぽつりとつぶやいた。葬列を見たのはこれが三度目だったが、僕が学校へ行っている間にも、この道を、遺骨は何度か通ったにちがいない。

海沿いのがけっぷちの道は、「 」「 」者の家族には悲しみの道であった。      吉村康(注1)

 

● いとどさへ貧しい家々は

  或る金持から少しばかりの金を借りた、

  満州の野で若者等は家を思ひながら死んだ

  貧しい家に一片の「 」「 」の報が届いた、

  国を挙げて戦つてゐる時、小農の嘆く時

  地主のふところは益々肥るばかり

  返へせない少しばかりの金が

  驚くべき金高となつて小農の耕地を奪つた。    白鳥省吾(注2)

 

問2

● 「 」「 」は欲に手足のついたものぞかし。     井原西鶴(注1)

  

● 「 」「 」とは、つまり消化器と生殖器とから成り立っているのだ。     グールモン(注2)

 

問3

● 希望は「 」「 」の如きものである。それはいわば「 」「 」というものの符号を逆にしたものである。もし一切が必然であるなら希望というものはあり得ないであろう。しかし一切が偶然でるなら希望というものはまたあり得ないであろう。

  人生は「 」「 」であるように、人生は希望である。「 」「 」的な存在である人間にとって生ていることは希望を持っていることである。     三木 清(注1)

 

● 「 」「 」は我々の行為の半分を支配し、あとの半分を我々自身にゆだねている。      マキャベリ(注2)

  

 なぞなぞ

 

問1 小さな音で鼻をふさぐものは何でしょうか?  

 

問2 自分の物なのに、人にあげないと役に立たないものは何でしょうか?

 

問3 手には何も持っていないのに、二人で取り合うものは何でしょうか?

 

問4 白鵬や鶴竜は土俵入りの時になぜ横づなを締めるのでしょうか?

 

問5 自分では動けないのに、人まねなら何でもできるものは何でしょうか?

 

 その他問題

  理髪店からの帰りに、間違えて他人の傘を持ち帰った。家に帰ってからそれに気づいたが、自分の傘よりいい傘であるので返さずにそのまま使っている。よくある話だが、これは何かの罪になるでしょうか

(1) 遺失物横領になる。

(2) 理髪店が傘立てを設置しなかったのが悪いので、刑事責任は理髪店にある。

(3) 間違えて他人の傘を持ち帰ったのは過失である。しかし、遺失物横領罪には過失の場合までも処罰する旨の規定はないので無罪である。

(4) およそ法律問題にはならず、無罪である。

 

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[答] 
 

 漢字問題の答
問1 戦死

   注1: 昭和・平成の小説家。戦争と歴史に関する著作と歌人の評伝で知られる。佐藤雅彦編「教科書に載った小説」より

  注2: 大正・昭和の詩人。「耕地を失ふ日」(抄)。「楽園の途上」に収載 

問2 人間

  注1: 江戸前期の俳人、浮世草子の作者。「諸艶大艦」より

  注2: 19~20世紀のフランスの文芸批評家、詩人。「随想」より

問3 運命

  注1: 大正・昭和の哲学者。終戦直後、獄中で病死した。「人生論ノート」より

   注2: 15~16世紀のイタリアの政治家、歴史政治学者。「君主論」より

 

 なぞなぞの答
問1 おなら    
問2 お金
問3 相撲
問4 縦づなというものがないから
問5 鏡


 その他問題の答

  正解は(1)である。

  落とし物も、忘れ物も、人に間違って持ち去られた物も遺失主の意に反して占有を離れた遺失物であり、それらを自分の物にした者は遺失物横領罪に問われる。

  なお、間違って持ち帰ったまでは過失であり、過失処罰規定がない限り無罪であるが、他人のものと気づきながらネコババしようと悪い考えを起こした時点で遺失物横領の故意が認められ、遺失物横領罪が成立するのである。

 

 

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