のうてんきままですおんぷ

 

今日はすごくまじめな話をしようと思います。

昨日、とても嬉しいことがありました。

 

その時に思い出したこともあって

改めて感謝の気持ちを忘れないようにしようと思ったのでした。

 

昨日、高校の部活顧問の恩師に何十年ぶりかにお電話したのです。

しかも部長でありながら

この何年かは、年賀状もお手紙もサボっていた私。

 

恩師の近所に住む同級生が

近況報告と一緒に

先生の手書きの楽譜を送ってくれたからでした。

 

当時の音楽部(女声合唱)で

コンクールとは別に発表会の時等に歌う

楽曲の編曲を先生がしてくれて手書きの楽譜のものもありました。

 

その楽譜がとても懐かしくて。

 

 

 

私の3つ上の部長さんだった先輩が

今は私の近所に住んでおり、息子同士が中学の同級生というご縁があって

先輩と「先生に会いに行こうよ」という話になり

代表で私がお電話をすることになったのです。

 

何年もご無沙汰をしている無礼者ですから

緊張しましたよ。

 

「□□女子高校音楽部でした☆☆(旧姓)です」と名乗ると

 

「○○(私の下の名前)さん?」ってすぐ返してくれたんです。

 

「覚えていて下さったのですね、私、すっかりご無沙汰しておりますのに」

と申し上げると

「何言ってるの、あなたを覚えていなくてどうするの。あなたには感謝しかないのだから」と。

 

もうその時点で涙があふれそうでした。

 

御年85歳。

人生の大先輩から「あなたには感謝しかない」なんて言われたのですから。

 

私が部長だった当時、

活動場所の問題や先生ご自身の体調、

部員も多い時代だったのでまとめるのはとても大変だったと記憶しています。

 

「あの時、あなたが頑張ってくれたから

今の現役の子たちは続けられている。

今、活躍している現役の子たちは、

とっても幸せよ」と。

 

様々なコンクールで輝かしい成績を残している

現役の子たちは、今の活動場所があるから・・・

 

そんなこと考えたこともなかったけど、

先生は、そんな風に思ってくれているらしい。

体調がすぐれないときもあなたの明るさで支えてもらったと

先生を励ますつもりで

お電話したのに

私の方が元気づけられちゃいました。

 

長年一緒だったご主人が昨年、他界したことも聞かせてくれました。

でも先生は

もっと明るい話を聞かせてちょうだいと、どんどん話が弾みました。

 

私の同級生のことを話すると

覚えてるわ、彼女はどうしてるの?とか

昔話に花が咲き、近況報告もできました。

 

「みんなが元気で頑張っていること、とても嬉しく思います。

そしてあなたがお電話くれたこと、とても嬉しく思います。

あなたがみんなの近況を教えてくれたこと、とても嬉しかったわ。

感謝します」と。

 

今度、先輩と遊びに行きますね~って言ってお電話を切りました。

 

 

高校生の時は

面倒にしか感じなかったことも

今となっては全てが感謝だな~って思います。

 

あの頃から基本スタンスは変わっていない私。

 

たくさんの部員がいるってことは

たくさんの個性の集まりなので

ぶつかる子たちもいるのです。

 

卒業してもその関係性は変わらない子もいる。

でも、離れていかないように

みんなと連絡を取り合っている私。

 

そういえば

戻ってくる場所があるって嬉しいねって

去年、感謝されたんだ~スマイル

ずっと疎遠だった仲間が

「大丈夫だから、おいでよ」と私のしつこい誘いに乗ってくれ

集まりに顔を出した瞬間、みんなが泣いたの。

当の本人も・・・

その時に言われたの。

そんなことで全てが報われちゃう気がします。

 

無駄なことなんてないってことを証明できた気がする。

 

改めて人の縁を感じ、

改めて縁のある人に感謝。

 

ブロ友の皆様、

感謝です。