昨日、一昨日と、首都圏定期借地借家権推進機構主催の、「定借プランナー資格認定講座」を受講してきました。
定期借家契約については、何となく借り手側に不利な契約に見えるため、抵抗があるのですが、戦前は当たり前で、借家率は80%くらいだったそうです(現在は40%前後)。
現状のいわゆる「普通借家契約」は、
・不良賃借人、家賃滞納者といえどもなかなか退去させられない
・賃料増減請求権があるため、将来に渡っての賃料収入が読めない
・要するに、貸し手側に権利が制限されすぎている
ため、賃貸ビジネスをやろうという意欲を阻害しているところがあるとが大きな原因のよう。
定期借地契約については、不動産の果実をキャピタルゲインでなく、インカムゲインにをメインに考える(欧米では当たり前)なら、定期借地契約は、不動産の流動化をすすめる切り札になる可能性もあるのですが、貸し手側、借り手側さらに不動産業者の理解が深まっていないため、いま一つ普及が進んでいない。
ラクテンポ
の事業は、都心部の狭小地の有効活用です。
これまで、ロードサイドが中心だった事業用定期借地契約を、都心狭小地に活用することを一つの切り札に考えています。
8月4日(火)から6日(木)まで東京ビッグサイトにて開催される「賃貸フェア2009in東京」
で、
ラクテンポ
は、中日の8月5日(水)14時10分から15時までE会場にてセミナーをやらさせていただくこととなりました。
テーマは、「坪40万円からの堅実投資~木造店舗で遊休地の有効活用」。
お時間のある方はぜひ会場にお運びください。
ではまた。