ホンダのF1撤退がかなり話題となっています。
ここ数年F1自体に対する、反エコロジーとか、無駄遣いであるといった批判が(身内からも)があるうえに、減産体制による人員削減で話題を振りまいている自動車産業としては、やむを得ない選択なのでしょう。
80年代後半のF1黄金期を知る者にとってさびしい限りです。
自動車産業に限らず、雇用情勢の悪化は厳しく、元シェフの周辺でも内定取り消しにあった一流大学の学生さんがおります。
これに対して政府は、そう行った学生を採用した企業に助成金を出すと言い出してます。しかし、たとえば半年分の給与分の助成をもらって雇用したとしても、その先に「受注できる仕事」がなければ雇う意味はない。産業があって初めて雇用が確保されるのです。
またぞろの一時凌ぎの「ばらまき」行政、官僚のイマジネーションの欠如にはほとほと呆れます。
農業、医療、教育、もう小手先の施策では、この国は救えないことぐらいわかっていると思いますが。
ではまた。