昨日の、渋谷3丁目爆発・火災事故に関し、たくさんの方から近隣お見舞いを頂戴いたしました。ありがとうございました。
幸い500m以上離れておりますので、何も影響はありませんでしたが、深刻な取材ヘリの騒音被害を受けております(今も)。ちょっといい加減にしてほしいなぁ。

さて、昨日は、不動産起業塾 第11期の最終講義&打ち上げパーティーでした。今期は全く顔を出していなかったので初めてお会いする方も多く、例によって熱く語り合う夜となりました。

こういう場で、いきなりネガティブな話をし始める人がたまにいらっしゃいます。なんか恨み節みたいな感じで。

はっきりいって、起業するということ、そうそう甘い話ではなく(よほどの資金を持っていれば別ですが)、景気よさそうな顔をしながら、月末の支払いのやりくりに日々悩まされている方も多いのが実情でしょう。

昔レストランをやっておりました。下北沢で開業して4年、何とかお金が回る程度の状況を打破するために、渋谷に移転、しかし逆にオープン(1994年10月)してから10カ月くらいは、かなり厳しい状況が続いていました。「まっとうな料理とまっとうなワインをリーズナブルに提供する」店を作ろうと、同じ志を持って参加してくれたスタッフも、モチベーションが保てず離れていったほどです。

そんな状況でも、「ワインの品質と高級レストラン並みのフルサービスの維持」、「困った顔を絶対にお客さんには見せない」を貫き通して行くうちに、徐々に口コミが広がり、マスコミにも注目されるようになり、やがて毎月何かの雑誌に掲載され、一時は「東京で最も予約の取れない店」とまで言わる繁盛店に成長しました。

へこみそうになる時、世の中を恨みたくなる時もあるでしょう、でもある程度の見栄も含めて、外に対してポジティブな姿勢を取り続けなければ、オーダーは入りません。止まっていたら何も見えない、走り続けなければ道も開かない。

兎にも角にも、ポジティブで行きましょう。

でも、もしかしたら一種の麻薬中毒かもしれません。「はまると危険」と思う方はどうぞ起業など考えずに、まっとうな道をお進みください(笑)。


ではまた。



今週末15日より、神宮外苑の銀杏祭りスタート。でも色づきはまだまだですね。