歌舞伎座の建て替えの記事を目にされたと思います。
建て替えの理由は、「バリアフリーの不備、耐震の問題から現状維持は難しい」(朝日新聞)ということですが、駅や商業施設なんか、次々と継ぎ接ぎを繰り返し増殖させており、現状の日本の建築技術をもってそれらがクリアされないとは思えない。
たとえば、パリのオペラ座など、欧米のこういった施設も正面から車いすで入ることは不可能、館内の造りも複雑でありますが、知恵を絞って対策しているはず。
要するに改築改装にかける投資の回収・収益のアップが見込めないから「やらない・やれない」わけ?
歌舞伎座裏の古き銀座の横町風情の飲み屋街も一緒に淘汰されてゆくことでしょう。
銀座の魅力の一つは、新旧が入り乱れた懐の深さだと思いますが・・・。
ではまた。