今日、元シェフのブログ見てヌースコンサルティングオフィス
の業務にご興味を持っていただいた、都内のビジネス街でレストランを経営するオーナー・Kシェフとお話をさせていただきました。
もともと本場フランスを含めフレンチ修行を続けてこられたシェフですが、日本のとある地方の食材と文化に惚れこみ、、料理技法はフレンチを踏襲しつつもその地方の料理と文化を前面に押し出した空間を演出されており、微妙な立地ながら大繁盛されています。
明快なテーマ&コンセプト、いわゆるブランディングの成功事例と言えるでしょう。
またシェフは、「稼ぐことが大好き」と仰っていました。
ただでさえ利益率の低い飲食業、本来「夢を売る」空間であるはずのものが、下手をすれば「血を売る商売」となってしまいます。
適正な商感覚を持って、きちんと儲ける。そこで初めて、お客様、従業員、関係業者さんに還元することが可能になり、オーナーを含めた全員がハッピーになれるわけで、そうでなければ店も続かず、結局ファンとしてついてくれたお客様や支えてくれた関係者を裏切ることとなります。
以前も書きましたが、料理はアートでありますが商業芸術であり、売れてナンボです。きちんと稼ぐ(売る)気持ちがなければ、メッセージは伝わりません。
明快なテーマ、そして稼ぐ気持ち。
レストラン業に限らず、我々のような小規模な会社にとっては重要な要素であることを、あらためて感じた次第です。
Kシェフありがとうございました。
ではまた。