冷房嫌い、汗かきかきPCに向かう暑苦しい元シェフです。

道頓堀だけじゃない
先日の朝日新聞に、大阪道頓のくいだおれ人形を惜しみ、道頓堀が資本力のある企業に浸食されてゆくことを憂いたコラムが掲載されていました。

じつは今、飲食業もM&Aが盛んに行われております。皆さんが気がつかないうちにローカルチェーンや、個人経営のお店が、増殖を図る外食チェーンの経営に変わっている事は日常茶飯になってきました。
また、有名パティシエや、海外ブランドのパティスリーやブーランジェリーなども意外な企業が後ろ盾となって経営していたりします。

この原因は、賃料相場の高騰にあることはいうまでもありませんが、相場の上昇を容認し、結果的に相場上昇に加担したのは力技で店舗展開を進める外食チェーンです。

外食チェーン自体を否定するわけではありませんが、大きな組織を維持・拡張していくためには、調理人の個性よりも、「平均化」を求めざるを得ないことは現実です。

このままで日本の食文化はどうなってしまうのか…、昨晩、元シェフと同じ思いの素晴らしい方にお会いすることが出来ました。

まずは一つ形を作るところから始めたいと思います。

ではまた。


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