大学時代は体重一時49kgだった元シェフです。今のウエイトは…。
バターが消えた
国産バターの不足が深刻です。実際元シェフの冷蔵庫麻布のニッシン の店頭はからバターが消え、代わりに高級マーガリン(そもそもマーガリンの高級品ってどうなの?)が並んでいました。フランス産のエシレバター はありましたが、ちょっと料理に使える価格ではありません。
以前に比べると、フランス料理でも軽いソースが好まれるようになり、またバターよりオリーブオイルを使うシーンも増え、バターの使用料は減ってはいると思いますが、バターの醸し出す香り、風味、口解け感など、他に代わるものはない。レストランやブーランジェリーは、みな頭を悩ましていることでしょう。
新聞各紙によると、農水省が乳業メーカーにバターの増産を依頼したそうですが、原料の生乳は牛乳需要の減少から、2006年より生産量を減らしており、量産しようにも原料が足りないわけで、にわかに状況は変わらないようです。
農業政策~農業の崩壊
10年くらい前から輸入バターが解禁になり、エシレバターをはじめフランス産のおいしいバターを手にすることができるようになりましたが、自由化されたとはいえ関税は35%掛っていますので、チーズと同じくコンシューマー価格は現地価格の倍になってしまいます。
牛乳が余って廃棄しているニュースを見るたびに、何故バターを作らないのか、普通のバターではなく付加価値の高いバターの開発をやらないのか不思議に思っていました。
お米の生産現場の崩壊も間近と騒がれ初めていますが、乳業業界もこのままでは同じ道をたどることになるでしょう。農水省の農業政策も酷いものですが、業界も努力が足りないのでは。
我々消費者も農業の保護について真剣に考えないと・・・ユーザーのニーズが産業を支えるわけですからね。
ではまた。
バターが消えた
国産バターの不足が深刻です。実際元シェフの冷蔵庫麻布のニッシン の店頭はからバターが消え、代わりに高級マーガリン(そもそもマーガリンの高級品ってどうなの?)が並んでいました。フランス産のエシレバター はありましたが、ちょっと料理に使える価格ではありません。
以前に比べると、フランス料理でも軽いソースが好まれるようになり、またバターよりオリーブオイルを使うシーンも増え、バターの使用料は減ってはいると思いますが、バターの醸し出す香り、風味、口解け感など、他に代わるものはない。レストランやブーランジェリーは、みな頭を悩ましていることでしょう。
新聞各紙によると、農水省が乳業メーカーにバターの増産を依頼したそうですが、原料の生乳は牛乳需要の減少から、2006年より生産量を減らしており、量産しようにも原料が足りないわけで、にわかに状況は変わらないようです。
農業政策~農業の崩壊
10年くらい前から輸入バターが解禁になり、エシレバターをはじめフランス産のおいしいバターを手にすることができるようになりましたが、自由化されたとはいえ関税は35%掛っていますので、チーズと同じくコンシューマー価格は現地価格の倍になってしまいます。
牛乳が余って廃棄しているニュースを見るたびに、何故バターを作らないのか、普通のバターではなく付加価値の高いバターの開発をやらないのか不思議に思っていました。
お米の生産現場の崩壊も間近と騒がれ初めていますが、乳業業界もこのままでは同じ道をたどることになるでしょう。農水省の農業政策も酷いものですが、業界も努力が足りないのでは。
我々消費者も農業の保護について真剣に考えないと・・・ユーザーのニーズが産業を支えるわけですからね。
ではまた。