今朝の朝ごはんは、納豆1パックで頑張る?元シェフです。今更遅いか。

光が丘

昨日は、商業施設の企画・開発のプロ集団「ショップネット 」の上田社長にお声掛けいただき、商業施設についての勉強会「シティ研究会」に初参加させていただきました。

今回のテーマは光が丘の中心にある商業施設「光が丘IMA(イマ)」のB1食料品フロアの改装。
開業20年を迎え、取り巻く状況は様々に変化しており、今回テナント構成と、設備や施設を初めて全面リニューアル。
環境の変化等々どのようなポイント・問題点があり、それに対しどういう目標設定で対処していったかを一通り解説いただきました。
それにしても、大江戸線が開通するまでは陸の孤島であった光が丘、閉鎖されたエリアの中の特殊なマーケットは、年間来場者はTDLを超え、年間売上を東京ミッドタウンを超えているからすごい。懇親会で使ったワタミも「入れ食い」状態だそうです。

サービスの向上
今回リニューアルの目標の一つとして、接客サービスの向上が挙げられていました。
とどのつまり、「物を売る」と言うビジネスにおいて、元も重要なのは接客なのです。飲食業や、不動産・車のような高額な商品では当たり前に捉えられていますが、日常的な食料品などにおいても、接客が重要視されるようになってきたわけです。
この変化の背景には、今の日本のマーケットがある意味成熟し過ぎて、情報や商品では差別しにくい状況になりつつあるということなのではないでしょうか。最近の飲食店を見ていても、一見個性を強調しているように見えますが、中身は金太郎あめに見て取れます。

お客様は、「物」ではなく「人」を買いに来られると言う、商売の原点の見直しは歓迎されるところですが、肝心の商品の中身が伴わなければ本末転倒であり、また行きすぎたマニュアル化により、かえって陳腐化してしまうと言う危険もはらんでいます。

>>>写真はこっち(重くてアメブロに載せられませんでした)

ではまた。