分からないことは、
「分からない」と正直に言う。
これは弊社の暗黙のルールです。
私は新入社員の時に、
「もうビジネスマンなんだから
何があっても、“分からない”と言ってはけないぞ。」
とおっしゃった上司の方がおりました。
そうか「分からない」という言葉は、
もう恥ずかしい言葉なんだなと、
その時は受け入れました。
意図するところは、
「分からない」と言って、
仕事から逃げるな、
試行錯誤しろ、
と言うことだとは思うのですが・・・・。
いま振り返ると、
「分からない」のに「分かったフリ」をする、
というのは非常にキケンだな、と思います。
自分で考えながら進める、
というのは良いでしょう。
でも「・・・・だろう」と
曖昧な進め方をして、
期限に間に合わない、
成果(物)イメージが違う等々、
結果として、
周囲に迷惑が掛かることだってあるのです。
期限の遅延、手戻りによる
時間のロスは非常にもったいないです。
であるならば、
上司からの指示、お客様からの依頼について、
分からないことは、「分からない」
と正直に言った方が良いと思うのです。
そして、「分からない」の後に、
「30分時間をください。ちょっと考えてからまたご相談させて下さい」
とか、
「○○の部分は××だと思います。
ただ△△についてはお調べしてからご連絡致します。」
等々を追加すれば済みます。
弊社の代表も分からないことは「分からない」と
言っていただけますので、私たちも非常にやりやすいです。