この4月から放送フランス語初級を始められた方、
テキストのフランス語を始められた方、
趣味でフランス語の勉強を始められたばかりの方、
そんな初学者の皆さんに向けてこの記事を書きます。
・最初に
PCの言語設定で、できればフランス語入力も追加して、
別途フランス語の辞書も追加しておくと便利です。
OSによって色々だと思うのですが、
フランス語でもスペルミスを教えてくれるようになります。
これは赤の点線部分、最後のeはéかな?
何なら、打っている途中でも、提案してくれます。
私の場合、macOS的にはスペルチェックをしてくれる風なのに
wordでは設定する場所が見当たらなくて、
OS付属のTextEdit、もしくは放送授業の「ノート」の時のみ
スペルチェックが有効になっていました。謎です。
放送授業の「ノート」ではこんな感じです。
自分のスペルミスが激しいと、違う単語を提案されてしまうので
スペルチェックが入った時にも、念の為確認してくださいね。
私はしょっちゅう間違えたり、打ち間違えるので、助かってます。
・動詞活用検索サイト「フラ活」
http://conjugaison.french-benkyo.com/
とても便利です。
je, tu, それぞれの主語での活用が載っているほか、
過去分詞や現在分詞も確認することができます。
自分で活用を書いてみて、答え合わせに使えるほか、
放送授業の音声だけで先生が正解を教えてくれる場合も
綴りの答え合わせに使えます。
・東京外語大学言語モジュール フランス語
http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/fr/
私はこちらのツールで学ぶ時間は取れませんでしたが、
さすが外語大!とんでもなく充実しています。
時間があれば発音モジュールを確認しておくと、
フランス語を聴き取る際にも役立つと思います。
フランス語に限らず、自分が発音できる音は必ず聞き取れます。
正確には、自分が意識的に発音を区別できる音は、聞き取れます。
発音やヒアリングは試験に出ない可能性もありますが
せっかくフランス語を学んだら、使えた方がよいでしょうから、
息抜きも兼ねて、余裕がある最初のうちに音の確認をおすすめします。
フランス語は綴りと音の規則がきちんとしているので
綴りから発音をほぼ推定できます。
例えば、éの綴りであれば、閉じたエ、です。
(日本語の「い」の口の形で「え」の音を出す)
逆に、音で単語を覚えていれば、この音ならéかな、と
スペルを比較的推定できます。
(複数の綴りを持つ音、無音に対する綴りもあります)
最初は単語の綴りを覚えるのに苦労するかもしれませんが
こつこつ頑張っていると、音と綴りが近づいていきます。
フランス語学習後は、ワインやお菓子の名前から由来を想像したり、
絵画や文学の原題に知っている単語を見つけたり、
彫刻や建造物に刻まれたラテン語なども、ほんの少しですが、
理解できるようになったりします。(同じロマンス言語)
イタリア語も、同じ/似ている単語がたくさんあります。
初級でも、です。(私はパンの名前で au の使い方を覚えました)
逆に、そういうところから語彙を増やすのも楽しいと思います。
(例)パン屋さん : メゾンカイザーの商品紹介ページ
http://maisonkayser.co.jp/product/
シャンソンやフレンチポップ、童謡など音楽から入るもよし、
映画をフランス語音声で聞いてみるもよし。
(仏語音声の台本と仏語字幕は別物の場合もあるので参考程度に)
個人的には、今回の放送授業の時期には受講でいっぱいいっぱいで
別途フランス語に触れることは全然できませんでしたが
今余裕がある方はぜひ。ない方も、まあ、音楽などは息抜きに。
私は先輩ヅラできるほど先を行っていないので
追い越したな、と思ったら、私に色々教えてください(笑)
一緒にがんばりましょうね!!
おまけ
・北鎌フランス語講座 - 文法編
http://class.kitakama-france.com/
こちらの文法解説にもお世話になりました。