ギャラリー悠玄『三人展~桜月~』 | 脳内図書館ブログ

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小説(園田亥之介名義)
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今日は、銀座のギャラリー悠玄さんへ、最終日の『三人展~桜月~』へお邪魔して来ました。

今回も、自分がどんなことに感動したのかを、率直に書いてみたいと思います!
わたしは、特別お人形に詳しいわけではないし、専門家でもありません。
ただ大好きなので、どうして好きなのか、どんなふうに好きなのか、今日はどうして楽しかったのかを、日記にしてみたいと思います。

この展覧会では、ホシノリコさん、八裕沙さん、長尾都樹美さんの三人の作家さんのお人形を拝見することができました。
それぞれの作家さんのスペースで、全く違う空気があり、個性が際立っていました!

ホシノリコさんのお人形は、とても上品で優しい感じを受けました。

『思ひ唐草』


『天使の召喚』


この二つのオブジェは、フレスコ画のような清々しさです!

『桜風』


このお人形は、リヤドロのような、柔らかで上品な優しげなお人形だと感じました。
体の曲線が、本当にやわらかそうで、お腹の丸みが愛らしいです。

そして、大きな球体関節人形、『無題』はこちらです。




この『無題』というお人形は、足の指先や、体の色に、全身から愛情をこめて作られた印象を受けるお人形で、この可愛らしさは、ホシノリコさんのお人形への愛情から感じられるのかもしれないと思いました。


八裕沙さんのお人形は、非常に和装が似合っていることがとにかく印象的でした。

『きれいな花は嘘をつく』『あかいとりことり』


この二人のお人形は、ベビーフェイスな感じで、ほっぺがぷにっとしていそうな、愛らしいお顔立ちです。
『あかいとりことり』というお人形は、瞳の赤と、目の周りから頬の上部にかけて、赤を使った和風のお化粧が印象的です。眉もきりりと聡明そうな表情が素敵でした。
『きれいな花は嘘をつく』というお人形も、同じように赤い瞳なのですが、すこし垂れ目で、髪の色も『あかいとりことり』よりも茶色なので、優しい印象です。

『身体は魂魄を呼吸する』


このお人形も、衣裳の赤と瞳の赤が印象的です。
意志の強そうな、賢明そうな表情で、凛とした立ち姿が格好良いです。

『桜BOX』『夜桜BOX』


展覧会タイトルにぴったりの季節感溢れるオブジェです。


長尾都樹美さんのお人形は、全体にメカニカルで退廃的な印象を受けます。
歯車や金属のモチーフ、ゴシックな衣裳が魅力的です。



『闇紫』


このお人形は、わたしが始めて、長尾さんのお人形を拝見させていただいた作品です。

わたしが一番印象的だったのは、『焦香』というお人形です。


わたしのへたくそな写真でも、まるでアンティークの肖像写真のように存在感があります。
このお人形は、生成りのような、アイボリーホワイトなレースの衣裳に身を包み、上下のまぶたに付くほどに見開かれたまつげ、瞳は色素の薄い水色、髪は淡い金髪で乾いた印象です。
つめはグレーで、顔の肌は名前のとおり焦げたように見えます。
横顔を眺めるだけでも壮絶な凄味、華奢なお人形ですが、圧倒されます。
彼女はなぜ焦げているのでしょうか?心の中に燃え盛る炎があるのでしょうか。
瞳は、びっくりするほど静かに澄んだ水色ですが、その冷たさに逆に狂気もはらんでいるように感じられたりもして、とても印象深いお人形でした。

今日は、最終日でぎりぎりになってしまいましたが、心から楽しい展覧会でした。
ホシノリコさん、八裕沙さん、長尾都樹美さん、本当にありがとうございました。