こんにちは!

あなたに必要な気付きを与える占い師
くまのうち先生。と申しますくま

 

本日は、不幸な人の流儀

ドキュメンタリーチックにお届けします。

 

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朝の光が差し込む。
不幸な人の日常は、静かな絶望から始まる。
 

「今日も最悪な一日になりそうだ」

 
不幸な人は自らを不幸と定義し、
そして、その信念を熱心に守る。

そして、彼らは「不幸な自分」を実感するために、
日々の「不幸な出来事」を拾い集める。
まるでポケモンを捕まえるかのように、
慎重に、さまざまな形の不幸を集める。

他人を憎み、嫉妬することも決して忘れない。
「他人の成功が羨ましい」という
自分の気持ちを高らかに叫ぶことで、
「惨めで不幸な自分」を際立たせる。

責任転嫁も得意とする。
「アイツのせいで私が不幸なんだ」と、
責任を他者に押し付けることで、
自らの負のサイクルを維持する。
高度な技である。

「最悪だ」
「うまくいかない」
「もうダメだ」


自らを悲観的な状態に保つための言葉を繰り返し唱え、
失敗や苦難のイメージトレーニングも忘れない。
努力家である。

これらの言葉は、
自己暗示をかけるための一環であり、
自らの思考を否定的な方向に導く。

やがて勝負の時がやってくる。

もちろん、最初から失敗するという考え方を持ち、
自らの能力を過小評価しているので、
結果は予想通り、失敗に終わる。

「ほら、やっぱり駄目だった」
自分の考えが正しかったことに安堵し、
また自分が不幸だという自信を深める。

「いつでもやり直せる」という助言には

一切耳を貸さず、
「私の人生は失敗なんだ」と、
ただ自分に言い聞かせながら、
ひたすら自分の「時間」という名の
「人生」を無駄にしていく。

やがて年老い、体が不自由になり、
行動の自由が利かなくなった時、
彼はどこか晴れやかで、
哀しげな表情を浮かべながらこう言う。

「ああ、やっぱりダメだった・・・」

これが「不幸な人の流儀」である。


                 ~終~

 

 

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