産後ケアについて。
第一子は大変頭が大きく、
自然分娩は無理かも
と言われていましたが、骨盤がとても大きかったため微弱陣痛を乗り越えなんとか出産しました。
当然、会陰はズタボロです。
他人の顔面やら手足やら何度も縫ったことありますし、グロ注意な光景は見慣れているのですが、自分の股が裂けてるのは怖い。
全然触れられず、コットンで少し洗浄して終わっていました。
バイクリル(溶ける糸)だったので、怖くて抜糸もせず。
会陰の痛みと1か月半戦うことに…
おそらくしっかりと縫合しすぎていたため、治りきっても、「なんか押すと痛い」部分が残ってしまいました。
抜糸すればよかった。。
そして1年後。ふとジャンプしたときに
え、まさか
尿漏れ。。
そう、骨盤底筋もズタボロだったのです
第二子妊娠中には、骨盤内臓脱(直腸脱、膀胱脱、子宮脱をまとめてこう呼びます。わたしは膀胱脱)にまで!!!
というわけで、
会陰切開後のケア
および
骨盤内臓脱(下垂含む)を自力で治療
についてです。
会陰切開の傷
まずは痛みのコントロール。
痛み止めを飲むと授乳で赤ちゃんに…と心配される方もいますが、それはそれは微々たる量です。
カロナールやロキソニンを適正量内服したところで何もありません。
痛みは「我慢できるから」と中途半端に放置せずしっかり抑えることが大事なので、処方してもらったらしっかり飲みましょう。
そのほか…第二子出産時には、
コーフルS
を購入しておきました。
これを切開した傷に塗ると…不思議、痛みが遠のきます!
成分は褥瘡などに使う亜鉛華軟膏等々。
黄色っぽい色があるので、産褥パッドやナプキンを使わなくなったときにはパンツへの色移り注意です。
産褥パッドがなくなったら市販のナプキンで代用できますが、肌触りの良いものにしておきましょう。
上記のコーフルSを塗っておけば張り付いて痛みが…!なんてことは回避できます。
骨盤内臓脱
妊娠後期、あまりに不快だったので
骨盤底サポーター
を購入。高いですが効果あり。
上前腸骨棘あたりまでなので妊娠末期でも(きつめにはなりますが)使えますよ。
これで一応日常の不快感はなくなりましたが、根本的な解決にはなっていません。
出産後は骨盤底筋トレーニング尽くし。
「安産力を高める骨盤トレーニング」を参考にしていました。王道ですね。
おやつはプロテイン系(別記事)にし、腹圧がかかる家事はしない。
これでなんとか産後2か月ごろには改善の兆しが…
裏技は
KONMED 自動的ケーゲル体操
これまた高価かつ海外製品ですが、いわゆる「シックスパッド」などEMSの骨盤底筋用です。
膣内に挿入するのに抵抗がある方もいるとは思いますが、効果は絶大。
会陰が治ったころからはおすすめです。
さらに基本的なことですが、姿勢が悪い方はそれを気にして少しでも改善するだけでも効果があります。
よりよい更年期のために産後ケアをがんばりましょう!