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クドのわふわふ>ω</ブログ

作詞や作詩、たまに小説書いたり論文書いたりしてます

水平線から、
投げ出された、
球体が加速する前に、
内ゲバで、
あらゆる人が、
美しく殺しあうように、
応援する、

映画は、はじまったばかりだというのに、
水に浸されて、
コップは投げ出されたまま、
置かれている、
その下で、
私たちは駆けまわる、

革命は、
きっと、殺し合いだから、
愛のある形で、
皆が殺しあう姿を
八月の雨の晴れの中で、
応援しなくちゃならない、

君の彼氏が、
君の顔面を、
革命の形而上学のために、
ぶん殴るとき、
君は、きっと、1メートルはふっとぶ、
でもそれが、革命のための愛だから、
許さなければならない、
救いのために、殴られることが、
一つの罪なら、
もっと多くの花が咲く、
平原で、裸の人達が、
にこやかに、原初の踊りと
喜びを祝っている人達を、
また強く殴らなければならない、

腕に重みがかかり、
払いのけるように、
鈍さが宿るとき、
貴方の、背後で、
天使が、八月の、
風にのって、
貴方の背中に、
キスをする、

おい、磯野、野球やろうぜ、
この革命の季節に、
誰もが甲子園で、
泣きながら、愛しあう者たちでさえも、
殺し合いをはじめるように、
応援するために、
野球をやろうぜ、

おい、磯野、野球やろうぜ、
世界中の誰も彼もが、
バッターボックスにたって、
俺達を打ちのめそうとする中で、
俺はどこも守らないまま、
お前のボールを受けてやるから、
おい、磯野、お前が燃えているのか、
俺が燃えているのか、
そして、泣いているのか、
笑っているのか、もうわからないまま、
お前はボールを、この夜の球場の明かりの中で、
投げて、観客はだれもいなくなったとしても、
俺が受けてやる、

気でも狂ったか、
いや全然、まだまだま足りない、
だから、
球体は、いつだって、
雨の中、一人で加速して、
遠くへ投げられている、

前に見える背中、追い抜こうと走り出す。
けれど追い付けない、追い抜けない。
アキレウスは亀に追い付けない。
論理の破綻、paradox.
おかしな話だ、ギリシア最速のアキレウスが
亀すら追い抜けないなんて。

人生、猫を入れた箱。
観測者は貴方自身。
中の希望(ネコ)は生きている?
蓋を開けなきゃ解らない。
矛盾、逆説、希望と絶望。
全ては猫箱(parabox)の中。


破られた規則、合法的な理由。
それは許される? 許されない?
例外のない規則はない。
言葉の中の、paradox.
おかしな話だ、例外のない規則はない。
それ自体に例外はある?

人生、猫を入れた箱。
観測者は貴方自身。
中の希望(ネコ)は生きている?
蓋を開けなきゃ解らない。
矛盾、逆説、希望と絶望。
全ては猫箱(parabox)の中。


おかしな話だ、誰も彼もが蓋を開けずに
勝手に絶望してしまう。

おかしな話だ、中を見もせずに
勝手に死んだことにしてしまう。

人生、猫を入れた箱。
蓋の鍵はどこかに消えた。
中は決して解らない。
幸せは目に見えない。
けれど在るのだ、信じる限り。
中の見えない箱(ココロ)の中に。

人生、猫を入れた箱。
観測者は貴方自身。
中の希望(ネコ)は生きている?
蓋を開けなきゃ解らない。
矛盾、逆説、希望と絶望。
全ては猫箱(parabox)の中。

矛盾、逆説、不可解、不可思議。
全ては猫箱(parabox)の中。
ごめんねって一言 言えたのならば
今こんな気持ちにはならなかった
嫌な気持ちがまとわりついて
離れなくなってしまったよ

あの頃は傷を作っても
一瞬で治せたけど
今じゃ心は穴だらけで
もうどうやって塞いだらいいか
わからなくなってしまった

僕が生きるこの世界に
いらないものは いくつあるだろう
排除することに夢中で
気がつけば誰もいなくなってた
此処はどこ?

自分を傷つけたら 心は癒える
そう思って自分のこと傷つけた
浅い傷は一週間で治ったけど
深い傷は痕が残った

悪口も簡単に口から零れる
意識してるわけじゃないけど
そうやって自分のことを
守って隠して
けど寂しいって泣いていた

僕が思うほどこの世界に
優しさというものが足りなくても
僕が他の何かを補って
誰かとわかりあえたならって
期待しちゃうんです

涙が 零れ落ちて
言いたいことを押し込んで
何を伝えたいの?何をこらえていたの?
あの日の自分に 笑顔をあげよう

僕が生きるこの世界に
大切ななにかがあるのなら
それを見つけて生きがいにしよう
それが壊れてしまっても
瞼の裏には焼きついてる