脳梗塞や脳出血になると「痙縮」という症状に

悩まされることがよくあります。

 

 

 

痙縮は日常生活動作に影響することはもちろん

精神面や介助者の疲労度にも影響があると

いわれています

 

 

 

痙縮によって様々な悪影響を引き起こすことがありますビックリマーク

 

①正常肢位の保持困難

②手指など衛生状態の悪化

③関節可動域制限

④歩行能力の低下

⑤痛み

⑥褥瘡の発生

⑦介助量の増大

 

 

 

この悪影響を改善するためにも

痙縮に対する治療を行うことがあります

 

 

 

現在、痙縮の治療法として用いられるものは

右差し内服治療

右差しブロック療法

右差しボツリヌス療法

右差しバクロフェン持続髄注療法(ITB)

右差し外科的手術療法

 

そして、これらと併用してリハビリがあります。

 

 

内服療法

・内服療法は簡便でありエビデンスも認められているため

痙縮に対する治療としてまず行われることが多い治療の

1つと考えられます。しかし、だるさや脱力感といった

副作用が少なからず認められます。

 

 

 

ブロック療法

・1950年代にフェノールを神経破壊薬として脊髄腔内に

投与して痙縮を軽減する方法が報告されました。

しかし、運動神経と感覚神経を同時にフェノールでブロック

するために感覚の低下やしびれ、疼痛、異常感覚などの

副作用も認められた。フェノールブロックにより

破壊された神経は破壊部位の近位部からの発芽により

再生するために効果は一時的で数ヶ月後には効果は減弱

するといわれています

 

 

 

ボツリヌス治療

・フェノールブロックに認められる問題点が少ない

ボツリヌス療法が施行されることが多くなってきています。

ボツリヌス療法の最大の特徴は、その実施の簡便さと

確実な効果。

 

 

 

バクロフェン持続髄注療法(ITB)

・カテーテルとポンプを埋め込むための手術が必要であり

ブロック療法やボツリヌス療法に比べると侵襲が大きい治療法となる

治療後もポンプやカテーテルが正常に作動しているかの確認や

約3ヶ月ごとにポンプに薬剤を補充する必要があり

定期的な受診が必要である。

 

 

 

外科的手術療法

・末梢神経縮小術は痙縮筋の運動神経を同定した上で

神経の一部を切除して、神経の太さを20〜40%程度

縮小させる手術。

ブロック療法に比べて確実に神経の選択が行えること

持続期間が長いこと

 

 

 

リハビリテーション

・今ままで述べてきた痙縮に対する治療法単独では

筋緊張の軽減効果はもたらされるものの

それがADLやQOLの改善に結びつくかは別問題と考える

ADLやQOLの改善のためには、リハビリを組み合わせて

いくことが重要と考える

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

ご相談があれば

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