【引き寄せの法則で地球環境問題を解決する】その77(自然界は弱肉強食って本当?) | ひとも地球もサステナブル!

ひとも地球もサステナブル!

幸せを実感できる社会=ひとも地球もサステナブルな世界
そんなビジョンをみんなで描き、実現しましょう!


一昨年6月から連載していた
【ポジティブに環境問題を
解決する
】を必要に応じて
加筆するものです。

このテーマは、私にとっての
ライフワークです。


このシリーズの趣旨については、
このブログをご覧ください。


--------------------------
引き寄せの法則で地球環境
問題を解決する・その77
--------------------------

◆自然界は弱肉強食って本当?



現代社会は「弱肉強食」だ
といいます。

だから強い者が勝って
弱い者が負ける。

強い者が生き残って、
弱い者が滅びる。

これは自然法則だから、
人間社会にも
この原理が
あって当然だ。

そう考える人も多いようです。


しかし弱肉強食という言葉は、
もともとは動物の世界と
人間の世界の差を表していた
そうです。


唐の時代の韓愈(かんゆ)
という人は、
「弱い者の肉を強い者が
食らう。弱者は強者の
餌食(えじき)となる」

と言いました。


ただその本心は、

「動物は弱肉強食であるが、
人間の世界には
文化があり、
そのような強者が生き残る
だけ
という状態にはならない」

ということなのです。


私は「動物は弱肉強食だ」
という考えは、妥当ではない
と思います。動物は食物
連鎖(実際は食物連環・
食物網)の中に自然に
組み込まれているだけで
「強いから弱い者を食べる」
という人間的な考えで行動
しているわけではありません。

肉食動物が草食動物を食べ、
肉食動物の死骸が土になり、
そこに生える草を草食動物が
食べる。

この意味で、草食動物が
肉食動物を食べるとも
いえるのです。

この場合、草食動物が強者で
肉食動物が弱者といえる
のでしょうか。

食物連環の中で生きている
生命にとっては、強者とか
弱者という言葉など存在
しないのではないでしょうか。
 

次のような話を聞いた
ことがあります。


象というのはメスがリーダー
シップを取るそうです。

長老のメス象は大いなる
智慧があり、干ばつの時
にはどこに森(食べ物と水)が
あるかを知っています。

ある時、大干ばつで象の
大群が餓死寸前になりました。

このとき、最長老のメス象が
智慧を働かせて森を
見つけました。

喜んだ象の大群は、一目散に
森に駆け寄り、木の実や
葉っぱを思う存分食べ、餓死を
免れたのです。

・・・・ということは
決してありませんでした。

実は、まずオス象や老いた
象が少しずつ木の実を食べ、
後は若いメス象や子象に
譲ったというのです。

しかも決して森全部を食べ
尽くすことはなかったのです。


象は巨体を維持するため
には大量の食べ物が
必要で、一晩食べなければ
餓死してしまいます。

だから、オス象や老いた象は
間もなく死んでしまいました。

そうして残された象たちが
森と共生しながら生き続ける
ことができたのです。


これだけでもすごいこと
ですが、事はそんなに
単純ではなかったのです。


死んだオス象や老いた象は、
微生物に分解され土になり
ました。

数年後、ようやく雨が降った
時、象の死骸があったところ、
そう!土から一斉に木の芽が
芽吹いてきたのです。


先に、象は一晩食べない
だけで餓死してしまうと
言いました。

これがポイントなのです。

つまり、体の中に木の実が
消化されずに残っていた
ということです。

象が土になったとき、木の
芽が一斉に芽吹いた
というわけです。

そして、木の芽は成木となり
辺り一帯に森が再生した
のです。

象は森であり、森は象である。

象はこのことを知っていた
のです。


もし、これが人間だったら・・・・?


かつてシマウマが成育する
草原がありました。

そこにはライオンがいました。

ライオンは当然のように、
シマウマを食べます。

このままではシマウマが
絶滅してしまう。

知識のある人間が立ち
上がりました。

人間は、ライオンがいなく
なればシマウマが救われる
と考えました。

そこであらゆる手段を使って
ライオンを駆逐しました。

よし、これでシマウマも
安心してここに住めるに
違いない。

数年後、シマウマの様子を
見に、人間がやってきました。

「さぞかしシマウマも
幸せだろう」と。

ところが、どこにもシマウマは
見あたりませんでした。


シマウマは象のような智慧が
なかったので、草原の草を
全部食べ尽くし、食糧がなく
なり
みんな餓死してしまっ
のです。


ここでようやくライオンの存在
意義が明らかになりましたね。

弱肉強食という言葉が、これほど
むなしく響くことはないのでは
ないでしょうか。


私は、何れの話についても
真偽を確かめた訳では
ありません。


しかし事実であろうが嘘で
あろうが、あるいは誇張
だったにせよ、現代の
私たちに大きな示唆を
与えてくれるように思い
ます。

謙虚に反省すべきでは
ないでしょうか。

同じ種同士が意図的に
殺しあうのは、人間だけ
のようです。

ひょっとすると、弱肉強食は
人間の世界だけに存在
するのかも知れません。

私は、弱肉強食社会の
行き着くところは、共倒れ
だと思います。

人間が弱肉強食の社会に
生きているということは、
自然に生きていない
ということ。

つまり、「食物連環から
抜けてしまっている」
ことを意味しているのでは
ないでしょうか。



次回に続きます。