このブログで紹介した、


表光代さん

 


パラリンピックの聖火ランナーとして
新聞に紹介されていた。

杉浦佳子選手
パラリンピックの自転車競技に出場されていた。
https://sports.nhk.or.jp/paralympic/athletes/sugiura-keiko-10266/

そして横田慎太郎選手
https://www.asahi.com/articles/ASP7P6SYJP7NTLTB016.html
脳腫瘍の後遺症による視力不良は回復せず一昨年に引退。
2軍での引退試合で見せた、センターフライを捕球してからのストライク返球で走者を刺したバックホームはまさに「奇跡」。
(You Tubeに動画があるが、見るたびに涙腺緩くなる)
横田選手にとって一軍復帰が叶わなかったことは無念に違いないと思うが、最後のバックホームは、彼の積み重ねてきたものを見事に体現したものだった。

自分は「あきらめなければ夢は叶う」とか「神様は乗り越えられない試練は与えない」といった言葉があまり好きではない。
(その言葉から勇気や希望をもらう人は沢山いるので、否定するつもりはありません)

努力は結果に結びつかないことが多いし、どんなに頑張っても、闘病の末に残念ながら亡くなってしまうこともある。

代わりに「成功は約束されないが、成長は約束されている」という言葉が好きだ。
結果はコントロール出来ないが、プロセスは自分次第。
そのプロセスにより、人格を磨きあげることができる。
また、一生懸命にやってもうまくいくとは限らないが、横田選手のバックホームのように、何か得られるものがある。それには、自分への誇りや周囲への感謝だったり目に見えないものも含まれる。

失ったものよりも、今あるものを大切に。
何気ない日々を納得できるプロセスに。

そんな精神を体現するパラアスリートから勇気をもらう。