改めまして   キヨにたくさんのお悔やみメッセージをいただきありがとうございます。


今は 直ぐに起きるんじゃないかと思うくらい綺麗なお顔で眠っています。

2月の半ばに突撃 不調になり 3月26日に倒れ そのまま 意識不明の昏睡状態に。
何度も何度も痙攣起こしながら 呼吸も浅くなり激しい口呼吸になりを繰り返しながら 今日まで 17日間  立派に頑張り抜きました。
最期はほんとに眠るように  大きく2回 深呼吸して私の腕の中で永眠しました。

キヨとはずっとずっと一緒に…

でも  仕事が多忙を極めていたし  他の子達のようには遊びにも連れて行ってやれませんでした。
時には 散歩も排泄目的のみ。

この4月から 私の会社の形態が変わって 私も休みが週末ではなくて シフト制になるから  もうお店には出なくて済むようにしました。
だから今までの倍は休みになるから たくさん一緒に遊びにも連れて行けるって思っていた矢先でした。
後悔なくと 人生も日々も思ってはいるものの、やはり キヨへの治療方針や日々の関わり方を振り返り  山ほど悔いています。

桜を見にとカートを買って 見に行く前日に倒れたから桜も今年は見れなかったね…





キヨもだいぶ歳だから そろそろ必要かと頼んでおいたライフジャケットも こんな時に届いたよ。








キヨちゃん。


もう身体は楽になったかな?

ずっと食べれなかったから  やっと美味しいものたくさん食べれるね。

今年の桜も川遊びも叶わなかったけど  お空でたくさん楽しめるかな?


キヨは我が家の子でよかったのかな?

弱っちいダメな母ちゃんでよかったのかな?

キヨちゃん、貴女は幸せでしたか?


母ちゃんはキヨとは特に長い時間を一緒に過ごしたから  たくさんたくさん幸せだった。


ただね、毎日 「お仕事!!」って言うと 貴女もポパイも目も合わせず、シッポも振らずシカトしてたから 母ちゃんは「気持ちよく行ってらっしゃい言うてよ。」って思ってたんだけど…「行ってらっしゃい」って言うの  こんなに辛かったんやね。

今、気付いた…ごめんね…



でもね、キヨが娘になってくれてほんとにほんとに感謝してる。

貴女との 5年10ヶ月と4日。

早かったなぁ…

色んなことが思い出されて泣けて泣けて。

 涙で滲んで キヨのお腹が動くように見えたりします。




「虹の橋」の入り口に、

「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。

そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、

悲しみに打ちひしがれています。

そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、

特別な誰かさんの流す涙なのです。


大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、

仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。

ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・。


でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、

出て行かない子達もいるのです。


地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、

とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。

地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、

同じ悲しみに凍えているのです。


キヨがこうならないように 頑張ってみようとは思っています。


まだ…私の頭と心が一致してなくて キヨは傍に居ると思いながら キヨは居なくなってしまうと考えてしまいます。


キヨを想ってくださり、また一緒に悲しんでくださり  心から感謝致します。

と同時に、私達家族にも心寄せていただきありがとうございます。


ちょっとまだ気持ちの整理ができてなく  支離滅裂かと思いますが…



明日、11:00にキヨはお空に還ります。


もし、少しだけでも キヨが精一杯生きた事を想ってやってくだされば幸いです。


どうか…どうか…稀でもいいのでキヨの事を思い出してやってくだされば嬉しいです。


犬生の半分は辛く苦しく悲惨な日々を、一欠片の曇りもない天真爛漫で乗り越えて 巡り巡って我が家の娘になったキヨが 最期までしっかり頑張り抜いた事を私は誇りに思います。


キヨの事を可愛がっていただき、応援していただき 心から感謝致します。


犬のうた