私には家族は 旦那サンと3ニャンズしか居ません。

以前、すごく重い記事になったけど綴りました。

親・兄弟とは生き別れです。


不思議…

ちょうど、旦那サンが事故に遭う一週間前に 私宛に一通の大きな封書。

父が亡くなってました、財産分与の通知でした。

12歳で別れた父…母の友人と共に借金だけ残して消えた父。

亡くなった事を知って 恨むとか憎む感情は一切なしでしたが やっぱり私はお父さん子だったからかとても切なく悲しく…


家族の大切さを貴方と出会って結婚して知りました。家族を私が持つのは罪を作ることだとずっと思ってきたけど、家族っていいねって話たのを覚えています。


その、財産分与の書類に生き別れた 兄と弟の住所と連絡先がありました。


25年…どう連絡したらいいのか、それとも今更  自分の人生を銘々に築いてるのに連絡してもと思ってたら  ちょうど旦那サンの危篤の大変な時に弟から電話。


私  本当に弟とは仲良しでいつも他人から夫婦かカップルに間違えられていました。



昨日の夜  突然に弟から電話。

「明日から松山に偶然に出張で一週間行くから。会おうよ。」



25年ぶりの再会…


どんな顔して何話せばいいのかな?


急すぎて心の準備が間に合わない。


旦那サンも天涯孤独な人。

「弟がアニキって言ってたよ。」
ちょっと 照れくさそうに笑った旦那サン。

新しい家族を紹介する・兄弟で会食するって私の人生ではありえない事だったけど…


時間と共に嬉しいやら緊張するやら。


25年をいっぺんに埋める事は出来ないけど人生捨てたものじゃ無いですね。


こんな日が私の人生で来るなんて思ってなかった。


今頃 じわじわと嬉しくて 今夜は眠れるかどうか…

父が遺してくれた最高の財産です。


『お父さん、いろいろあったけど 本当に逢わせてくれてありがとうね!』