飯舘村での農業を諦めて、新天地での農業再開を目指しています。この週末は中古住宅のリフォームと納屋の修繕の最終確認でした。生活のための買い出しや室内の清掃など友人夫婦と我々夫婦で何とか形になってきました。冬が目の前に迫って来ており、凍結や雪の対策にどうしたものかと悩んでいます。まだ、この冬は住むことが出来ないため心配です。


農機具の搬入についてもこれから考えることになります。トラクターなどは来春搬入かな・・・。

いずれにしても出発点に戻るまでに、つぎ込んだ経費を東電にはそっくり賠償していただきたいものです。未だに賠償の話を具体的にしてこない東電と経産省。政治家は第三局問題にしか興味がないらしく、福島のことも原発のこともそして津波のことも忘れているようです。


官僚は端から震災も原発災害も無かったかのように中央官庁の建物を直したり、道路を造ったり、税務署の建物を要塞化したりに忙しいようです。将来、強引な消費税増税時の暴動対策だけはしているのでしょう。この国の政治については語るのも汚わらしいと思っていますが、選挙だけは行きたいものです。


滋賀県知事には頑張っていただきたいものです。脱原発は日本の原風景や環境を財産と考える人にとっては絶対的なものとなるでしょう。豊かさとは無縁なところで蠢く数字や札束に支配されている人々にとっては原発はお守りのようなものなのでしょう。普通に考えれば、どちらの人々にとっても原発は無用の長物で百害あって一利なしです。


原発はコストとリスクをきちんと把握すれば業界のオレオレ詐欺であることは明かです。電気が足りないとか電気代が上がるとかは彼ら電力会社の勝手な創作です。原子力でかかる莫大なコストは税金を活用して賄っているだけで、すべて国民が負担しています。既に高額な電気料金を我々は納めさせられていたのです。その結果大企業は未だに安い電気料金で利益を上げて、派遣切りに勤しんでいます。経団連は守銭奴の集まりに過ぎません。日本の経済をちゃんと考える新たな経済団体が必要です。