飯舘村での除染作業で出た廃土を仮置きする場所を巡って、環境省から我々の住む小宮地区に広大な仮置き場を作るという打診がありました。我々小宮地区住民は総会を開き、仮置き場建設に対する条件を要望しておりました。回答は10月までにとの注文も付けておりました。


その結果については未だ住民には連絡が来ませんが、情報によれば村役場には既に何らかの回答があり、来週には住民の代表に対して環境省からの説明が行われると言うことです。どのような回答があるか興味津々です。我々住民を無視して、広大な仮置き場を勝手に作り、何の補償もしないということは有り得ないと信じております。我々の要望はこのブログでもその全文を公開していますが、無理を言っているものではありません。その主たる内容は仮置き場が原発災害前の線量に戻るまで小宮地区の住民の帰還宣言はしないということそしてその期間は今までの補償賠償を継続するということです。


現状でさえ帰還困難な放射線量を維持している地域であり、さらに村中から汚染物質を集めて高濃度にこの地域を汚染することを考えれば当然の要求です。


果たして、来週行われる説明会での内容はいかがなものでしょうか?もしも環境省が要望を飲まない場合は小宮行政区としてはこの仮置き場建設を拒否することとなります。


そのほうが、不毛な税金の無駄遣いに過ぎない除染作業が停滞してしまうので、かえって良いかも知れません。