本日、いいたての村議会だよりが届きました。とっても立派な紙にフルカラーで中身のかる~い内容でした。今さら賠償を請求しようとか、帰村の目安となる空間線量はどうするとか質問をしているようです。

我々住民が望む議会は住民の意見を集約して、年間1msv以下にならなければ帰らないとか、そこまでの除染を絶対に要求するとかいった宣言や一戸当たり1億円の賠償を要求せよという様な議論をしてもらいたいのです。村長にどうなってるみたいな質問は平和なときにやってくれと言いたいです。


驚くべき質問内容は農地に関してはみんな議員さんはバイオマスとかバイオエタノールとか言い出していることです。その根幹にあるのは農地の除染目標がなんと1000ベクレル/kgということです。つまり議員はそのほとんどが食べられる農作物は飯舘村では作れないことを表明しているのです。まあ私からすれば1年遅れで脳みそが動き始めたのかなといった印象ですが・・・。


しかし、そこまで考えがようやく来ていながら帰村ありき、村の存続ありきということには呆れて言葉もないといったところでしょうか。ようやく行ったアンケートも????みたいな内容ですし。


議会が機能していないこともアンケートで確認すれば良かったと少し後悔してます。


被曝礼賛国家日本を代表する村だけあって、汚染されたことにまだ彼らは気づいていないのではないかと思ってしまうほど楽天的です。昨年の3月末の実態を何も知らされなかった我々の姿を見ているようです。


早急にアンケート結果を公開して、それでも村や国の方針が変わらないようであればこの国は終わりですね。