こんにちは
法蔵菩薩の建てられた48の願いの
12番目は
以下のような願いです。
第十二願 光明無量願
設我得佛・光明有能限量・下至不照・百千億・那由他・諸佛國者・不取正覺
たとひわれ仏を得たらんに、光明よく限量ありて、下百千憶那由多の諸仏の国を照らさざるに至らば、正覚を取とらじ。
「光明」に願いをかけてますね。
この光明は仏様の徳だ、
と考えられる人もおられるようです。
この徳がなければそもそも
仏様の世界が成り立たないではないか?
と、まあそんな感じでしょうか?
中国の隋代の高僧、浄影寺の慧遠大(523-592)は、この願を
摂法身の願
と呼ばれたようです。
光は様々の宗教で大事なモノとして
取り上げられるようです。
光によって初めてものが見える、
つまりそのもの(知りたい対象)
が何かを知ることが出来る
という意味で
智慧を表す
といわれることもあるようです。
では、また。