浄土真宗に関係のある方であれば
「報恩講」という言葉はお馴染みでしょう。
真宗門徒にとって
一年で最も重要な宗教行事と言われています。
今日は我が村で二日間にわたって厳修される
「報恩講」の一日目でした。
明日の二日目が本番?となるようです。
かつては随分と賑やかだったようですが
今や寂しい限りで
お参りされる方が役員の数と変わらない
という有り様です。
まあ私はといえば
たまたま役員が当たってしまったものですから
やや仕方なしに(いやいやながらかな)
お手伝いを兼ねて
お参りさせていただいているもので
なんだかな、という感じでしょうか。
さて今日は
若院が、親鸞聖人伝絵というのを解説して下さいましたが
その中に
「二十四輩寺院」
という言葉が出てまいりまして
これは
親鸞聖人が関東で御布教になったのが縁で
開かれたお寺さんのようです。
それを聞いて
ああそれらを巡ってみたいなぁ
と思ったのです。
ですが、すぐ
関東は遠い。旅行代が高いよなぁ、
と思って直ぐにその思いは消えてしまいました。
なかなかに自分の人生を象徴しているなと思い
苦い笑みが溢れたのでした。
聖地巡礼ならず……か。
にしても私に聖地などあるのでしょうか。
pilgrims
巡礼
巡礼とは、精神的または宗教的な理由から行われる、しばしば神聖な場所や宗教的な場所への旅のことである。日常生活を一時的に離れ、新たな意味や神、自然、より崇高な善とのより深いつながりを求める。巡礼は個人的な変容をもたらすことがあり、様々な宗教的伝統や重要な宗教的場所と関連している。日本語では巡礼は「巡礼」と訳される。