音は聴くものであろうが

それを観るという

ゆえに観音という

あれも欲しい、これも欲しいと

刺激におうじてなんでも手に入れたがることを

餓鬼というらしい

その欲求は永久に成就せぬゆえ

いつまでも苦しみ続けねばならぬ。

それを地獄にすむとよぶ。

そこから苦しむ人々を救おうとするもの

それが観音である。


千手はその慈悲と力の大きさを表すという。