芹沢俊介さんという方の講演を聞かせていただいた。
講題は『家族という意志』であった。
たぶんとても大切なお話なのだろうと思うが
私の知能程度では彼のお話は理解しがたく、
かつ彼のゆったりとソフトな語りで
講演の大半をウトウトしてして過ごしてしまった。。
吉本隆明という方の発明した、対幻想という概念を使い
命をつなぐ役割としての“子”に必要なものに言及し
大人が必要とするのは居住空間であるのに対し
子のそれは「受けとめ手が一緒にいること」であり
かつその受け止めては血縁関係によらない
というようなことを語っておられたように思うが
たぶん お話のなかの一部だろう。
芹沢 俊介(せりざわ しゅんすけ、1942年8月29日 - )は、評論家。
東京都出身。上智大学経済学部卒業。吉本隆明に師事し、文学論などから、教育論、宗教論などに論陣を張る。吉本の弟子のうち小浜逸郎が、フェミニズム批判などを受け継いだのに対して左翼的な部分を受け継ぎ、小浜を「吉本右派」、芹沢を「吉本左派」と呼ぶ。90年代は吉本隆明と同じくオウム真理教に対して常に好意的な論調であり、地下鉄サリン事件がオウムの犯行であると発覚した以降も擁護を続けたためメディアから激しいバッシングを受けた。近年は家族、教育に関する著作が中心で、家族や教育が関係する犯罪についても言及も多い。また、グループホーム(養護施設)との関係から生まれた新たな視点から家族を分析し、近代に失われつつある原点の家族を追求している。不登校・引きこもりの若者の集まるNPOシューレ大学のアドバイザー。
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