かなり以前に


ビデオを一度見たきりで内容がよく思い出せないのだが


例のごとく 宮崎あおいさん が出演しているというので


よろこび勇んでみた作品である。


記憶がごっちゃになっているが


確かこれもあおいさんが複雑な家族環境のなかで


孤独を感じ、自分の存在意義を見失い 最後には これを回復する


というような役を演じていたと思うが定かではない。


ただもううっとりとあおいさんに見入っているのみである。


主人公は永瀬正敏さんだったと思う。


殺し屋さんだ。


自分の持ってる銃に名前をつけてて、これがラブドガンの由来だったのかな?


この殺し屋さんには師匠がいて岸辺一徳さんが演じておられた。


彼は何をやっても味のある演技をそつなくこなされるかたなのでいつも感心してしまう。


弟子と師匠との間にもなにやら困った因縁があって


この人たちとあおいさんが絡んでも物語は進んでいく。


主人公の体の中から銃弾が出てきたり(産卵される?)


銃弾には色がついていてそれが何らかの意味を持っていたり


というシュールなシーンがあったりと


かなり面白かったような記憶がある。



精神的にちょっと荒廃していたあおいさん演じる女性が 最初


どっかに座っていて ふと目にしたアリをいとも簡単につぶしてしまったのだが


最後には 同じ場面でアリに慈愛の 眼をそそぐというようなシーンがあって


命 へのまなざし を芯にした とても良い映画だったような記憶がある。


記憶がまるで定かではない。


ふと 思い出したのでメモってみた。


能寿のブログ