クリント・イーストウッドが好きである。

古き良きアメリカの硬派(というものがあるかどうか知らないが)を体現し

強がりの裏に見せる不器用な優しさが

私を、ゆったりした心持ちにいざなってくれるそんな映画を見せてくれる、

それになによりお年寄りになっても

渋くてかっこいい

そんな クリント・イーストウッドが好きである。

もう、映画に出演しないよ、っていつだったか聞いた気がするが

姿みせてくれたのはうれしい限り。

さてこの映画

父娘のリユニオンを描いているようだけど

私はこの手の設定に弱い。

親が子に伝えるものは

カネとかステータスじゃあない

ただ、ひとつのもの(ここでは 愛すること と言っておこう)

でいいんだという 

そんな設定に情を突き動かされることが

たとえ おろかな センチメンタリズム といわれようと

私のこころから剥ぎ取ることができない