TVシリーズを見ていた見たわけでもなく、
『臨場』ファンというわけでもないが
2週間程前、名古屋の映画館で、鑑賞した。
この映画の主人公を演じている人は、かつてNHKの大河ドラマで、
戦国事態を舞台に、片目と片足の不自由なある軍師を演じていた記憶がある。
その役者さんの名は 内野聖陽 という。
現実世界で、法的にもあまり良くないことをやって、どうも謹慎を
して、それでも持ち前の演者としての実力もあいまって
映画 『臨場』のヒットの原動力になっている、との記事を
どっかの週刊誌で読んだ(とてもあいまいな)記憶があり、
また、そういえば最近、彼の姿をみてないな
と思いとあいまって
そうだ、彼の出てる映画見てみよっ、という気持ちを引き起こさせたのかもしれぬ。
ほんの少しの感想、思いつきをメモっておこう。
・映画ののっけから殺戮シーンがあったので、つらかった。怖い。
・亡くなった方を 仏 と呼ぶのは警察関係者の人の慣習なのだろうか?
・精神的な問題を扱う法的な問題もまた複雑すぎて私にはよくわからない。
・若村麻由美は相変わらず美しい。
なんか、ある宗教の巨体で、風貌が尋常じゃない、教祖と夫婦生活を
営んでいたが その旦那さんが亡くなったという話をどっかの雑誌で読んだ気が
するのだが、その後どうなったのだろう?
そちらのほうがとても気になる。
・恨みを晴らすのは われわれ人間の仕事ではない、
何をしようとも、怒り、悲しみから離れることが出来ぬ存在なのだと確認していくことが
人間としいての仕事である。 という言葉が浮かんだ… (はっきりしてない、メモ)
・後半で 映画冒頭にて殺人を犯した人からの襲撃を受けたとき
彼の突きつけたナイフの刃を手でつかんで反撃した主人公、
私は、思わず指が切れてしまうんじゃないかと心配したがそれに至らず
ほっとした。
・いわゆる娘の死を通して
若村真由美は家族の崩壊状態から、娘がその回復を願って
いたことを知らされることになる。
少なくとも、私には この設定は救いだ。
・通り魔殺人事件や、犯罪者の精神鑑定など、現代社会が抱える問題を扱い、
刑法39条に対する問題提起もあって全体として、私には重すぎた。
疲れてしまった。