昨日と打って変わって「あき~」を思わせる。さわやかな風が吹き、見回り時の気温は22度。野菜たちは暑さから逃れられ、しかも朝方の雨に笑み満面。

 

数日前の植え付け時には打ちひしがれていた白菜は、どこから侵入したのかバッタやコオロギに一部食い荒らされていたものの(発見時に退治)元気を取り戻していた。

 

暑さに苦しみ耐え忍んだキャベツとブロッコリーはほっとしたように大きく葉を広げ、これからはドンドン大きくなるぞ胸を張っている。期待大。

 

ニンジンは先日の大雨後の土寄せが奏功したか背筋をピンと伸ばし、しかも、列をなして立っている。今まで数回作ってきたが最良の状態。とは言え、今後の天候次第。こればかりは打つ手がない。

 

里芋は茎が太く、大地に根を張っている様は、大相撲秋場所で優勝した大の里関を思わせる。収穫に大きな期待を抱かせる。「大の里関はすでに大関昇進を決めたようだがこちらも負けじ」との声が聞こえる。

 

ナスもオクラもピーマンも収穫が始まって3ヶ月ほどになるが、収量は減ったものの最長不倒距離に挑戦とばかりに実をつけている。このまま10月に突入する勢いだ。

 

そんな中、じゃが芋は見るに忍びない。とにかく発芽率が2割程度で悪すぎる。猛暑の影響を受け、種芋が腐ってしまったに違いない。今思えば昨年も同じような経験をしている。反省を生かさなかったことに反省しきり。種芋にはお詫びを申し上げるしかない。

 

ほうれん草もよく猛暑に耐え忍んでくれたとしか言いようがない。25度以下での栽培が基本と言われているわけだから無理を承知で種を蒔いたので当然と言えば当然の結果だ。28日の子ども食堂で使うお浸し1回分になるかどうか危うい状態だ。

 

大葉(青じその葉)は終わりを告げたが、花が咲き実をつけつつある。撤去するのはもったいない。このしその実を取って塩漬けにしようと思う。料理の風味付けにしてもいいが、温かいご飯でおにぎりを作ったら最高。子ども食堂で味わわせたい一品。調理スタッフの皆さん、お願いしま~す!