Neurologic worsening during the acute phase of ischemic stroke.
Weimar C et al.
Arch Neurol. 2005
・急性期脳梗塞：症状の増悪
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【目的】
脳梗塞の神経症状の増悪に関して検討する。
【方法】
・急性期脳梗塞発症後、4時間以内に入院となった1964例が対象
・入院時、48時間後、72時間後のNIHSSを用いて評価した。
【結果】
・256症例（13%）にNIHSS 1点以上の上昇（症状の増悪）を認めた。
・神経症状増悪に寄与したのは以下の通り。
33.6%；梗塞巣の進展
27.3%；頭蓋内圧上昇
11.3%；脳梗塞再発
10.5%；脳出血の合併
・NIHSS上昇に基づいた症状増悪の予測因子は下記であった。
内頚動脈閉塞
M1閉塞
各支配領域の梗塞
脳幹梗塞
糖尿病合併
（文献より引用）
【結論】
画像所見は、急性期脳梗塞の症状増悪に対して有益な情報となりうる。