Clinical implications of splenium magnetic resonance imaging signal changes.
Doherty MJ et al.
Arch Neurol. 2005
・脳梁膨大部の病変
MRIで認める脳梁膨大部の病変は様々な原因で生じ、しばしば可逆性である。
（文献より引用）
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【目的】
MRIにおける脳梁膨大部病変の原因、症候、予後を検討する。
【方法】
69症例のレビュー
【結果】
・最も見られた症候は、混乱（35症例）、失調（25症例）、最近の痙攣の既往（23症例）だった。
・原因として、アルコール、感染、低血糖、外傷、Na異常、痙攣が挙げられる。
・予後に関して、28例は完全寛解、23例は改善、1例は死亡
・DWIが脳梁膨大部の病変を最も鋭敏に捉えることができた。
（文献より引用）
【結論】
脳梁膨大部の病変を最も鋭敏に描出するのはDWIである。脳梁膨大部の病変を認めた場合、血糖値、電解質異常、痙攣の危険性、感染、外傷に関して評価すべきである。