Abreu P et al.
Acta Neurochir. 2017
頚部内頚動脈狭窄症に対する血行再建術後、
過灌流症候群に伴う脳出血のレビューである。
28956症例を検討した。
過灌流症候群を認めた症例の中で、
脳出血を発症する頻度は38%であり、
死亡率は51%であった。
(文献より引用)
また、過灌流症候群に伴う脳出血は、
CEAよりもCASに多く、
無症候性例には少なかった。
最大のリスクは、周術期高血圧および対側頚部内頚動脈の高度狭窄の存在であった。